テーマは「聖地・ビン沼を攻略するぞ」。埼玉県さいたま市と富士見市の境を流れるビン沼は腕達者な常連さんが多くいることで知られるが、今回はあえて「先生」になってもらう。果たして有益なアドバイスを届けることができるのか。取材日は冷たい雨が降り続いた9月28日(月)。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
人気絶大のビン沼
週刊へらニュースでもたびたび登場する荒川水系のビン沼。かつては何度も特集も組んだことがあり、そのたびに各メーカーのインストラクターにご出演を願った。今でも人気は絶大で、好天の週末・祝日ともなれば川沿いにはズラリと釣り台が並ぶ。
「そんな釣り場に声をかけてもらったってことは、ボクもいよいよメジャーデビューしたってことですかね(笑)」
それはどうかな。出演しても、釣ってもらわないと意味がない!
「管理釣り場並みに魚影が濃いって聞いたことがありますけど、違うんですか?」
ビン沼の概況(作図:週刊へらニュース編集部・関口)魚影は濃いと思う。だからアタリをもらえないなんてことはめったにないよ。よほど条件が悪くなければね。
「だったら楽勝じゃないですかー」
確かにね。しかも今回の取材は平日だから、人災はそれほどないと思われるし。
「でもなんですか、また無理難題を突きつける気ですか(汗)」
いや、そんなつもりはないよ。当日の状況に合わせてベストとも思える釣りをやってほしい。
「つまり何の縛りもないんですね」
そうだよ。好きにやってくれ。ただ一つだけ、そこで得たモノを明確かつわかりやすい言葉でアドバイスしてほしい。
「えーっ、アドバイスですかでもビン沼で竿を出す人はそれこそスーパー常連で、ボクなんかよりよほど精通した方たちですよね。釈迦に説法になりませんか」
それはどうかな。有益なアドバイスであれば、常連にも認めてもらえるんじゃないかい。
「わかりました。とにかくやってみます」
砂塚橋下流の左岸へ
ある意味釣果のノルマよりもハードルが上がってしまった今回のビン沼取材。果たして吉田はビン沼の常連に「ためになったよ」と言ってもらうことができるのか。
6時、砂塚橋下流さいたま市側の通称老人ホーム対岸に入釣。天候は小雨の無風。草刈りがまだ始まっていないようで、雑草の横を歩くとズボンの裾などにネバネバの葉っぱが付いて、落とすのが大変だった。
例によって超大型釣り台を持ち込んだ吉田は、手慣れた手つきで釣り台をセット。すべての道具類が載ってしまうほど大きいので、泥で荷物が汚れたりしない。
超大型釣り台を設置(提供:週刊へらニュース編集部・関口)ちょうど同時刻に入釣された常連が、1マス空けた吉田の左側に入られたので話を聞いてみる。
最近の調子はどうですか?
「あまりよくないね。それとコイがうるさい。ハリスを何本もやられるし、ロケット発射されることもあるから、おたくらも気をつけなさいよ」
コイが強襲
そんなアドバイスをもらったにも関わらず、先にエサ打ちを始めた記者の竿がコイに持っていかれてしまった。
「取材そっちのけで釣ろうとしているからバチが当たったんですね。でもほらっ、ハリが外れたみたいで竿が横になって浮かんでますよ。あそこなら超長竿があれば届きそうですね。ボクは持ってないですけど」
ちょうど吉田の前方に浮かび出た記者の愛竿。車の中から27尺竿を引っ張りだし、あとは吉田に竿救助を任せる。
「えーっボクがやるんですか」
まあそう言わずに頼むよ。竿振りだって吉田のほうが上手なんだし。
無事回収(提供:週刊へらニュース編集部・関口)すると何と1投目でオモリが仕掛けに巻き付いて無事に回収完了。パラソルの下でのやりとりにも関わらず一発回収とはやはり吉田はタダ者ではない。
「やれやれ、朝からとんだタイムロスですよ」
悪かったね。ありがとう。帰りにラーメンでもおごるよ(笑)。
次回も「聖地・ビン沼を攻略するぞ」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
ビン沼川

