船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきに

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきに

「繊細な釣りはちょっと苦手……」。そんなイメージから、これまで何となく敬遠していた船シロギス釣り。ところが実際に挑戦してみると、誘い方ひとつで魚の反応が変わり、自分からアタリを作り出していく面白さに夢中になった。東京湾奥から出船し、シロギスの気持ちを探る一日を楽しんだ。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・二上あや)

二上あや

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「たかはし遊船」で東京湾船シロギス釣り

9月13日、東京湾奥の「たかはし遊船」さんからシロギス乗合船に乗船した。シロギスといえば、船釣り初心者からベテランまで幅広い層に親しまれているターゲット。魚自体は身近な存在だが、これまでの私は「きめ細かな釣り」というイメージが強く、実は少々苦手意識を持っていた。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにたかはし遊船(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

それでも、普段あまりやらない釣りに挑戦してみるのも面白そう。ふと思い立って前日に予約し、今回は単独釣行でシロギスと向き合ってみることにした。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにたかはし遊船(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

電車釣行でもアクセス良好

たかはし遊船さんは、乗合船のほか、ボートや桟橋でのハゼ釣りも営業している。この日も朝6時前に到着すると、すでに多くの釣り人で賑わっていた。電車の場合は東京メトロ東西線・妙典駅から徒歩でアクセスできるため、車を使わない釣り人にも利用しやすい。車の場合は船宿前の駐車場を利用できるが台数に限りがあり、妙典スーパー堤防駐車場も利用できる。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにいざ乗船(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

到着したら入口付近の乗船名簿へ記入し、ホワイトボードで空いている座席を確認して名前を書く。その後、料金を支払って船へ。6時15分ごろにはほとんどの釣り人が乗船し、全員が揃ったため定刻の午前7時より10分ほど早く出船となった。

水深6mのポイントからスタート

船を走らせること1時間ほど。最初のポイントに到着すると、船長から「水深6m」とアナウンスがあり、いよいよ実釣開始だ。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきに最初のポイントへ(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

今回使用するロッドはalphatackle「SHION キス 170MH」。仕掛けを投入したら、まずは着底したときの感覚を確かめる。底はどんな状態なのか、潮はどの程度流れているのか。一つずつ探りながら、その日のシロギスの反応を探していく。

シロギス釣りは、仕掛けを底へ落として待っているだけでも魚が食ってくることがある。しかし今回は、こちらから積極的に仕掛けを動かして魚にアピールする「攻めの釣り」を試してみるつもりだ。

船シロギス釣りタックル

ロッド:alphatackle 「SHION キス 170MH」

リール:tailwalk 「SPEAKY 3000S XGX」

朝はシロギスの活性低めか

まずは胴突き仕掛けを使い、ゆっくりと誘ってみる。すると本命シロギスをキャッチすることができたものの、後がなかなか続かない。そこで今度は、竿先を使ってチョンチョンと細かく仕掛けを動かしてみる。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきに使用した仕掛け(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

しかし、こちらも期待したほど反応はなく、船内全体を見ても今ひとつ盛り上がりに欠けている様子だった。連日続いた雨の影響もあるのだろうか。状況を見た船長はポイント移動を決断し、船は木更津沖へと向かった。

強めの誘いに変更でシロギスがヒット!

ポイントが変われば、こちらも改めてシロギスの反応を探していく。今度はロッドをシェイクするように、先ほどより強めに仕掛けを動かしてアピール。そして、動かし続けるのではなく、ピタッと止めて食わせる「間」を作ってみた。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにシロギスヒット(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

すると――「ブルブルッ!」明確な魚信が伝わってきた。すかさず合わせると、今度はしっかりフッキング。誘いを入れ、止め、その直後にアタリが出て、合わせる。自分が思い描いた一連の流れで掛けることができた一尾だけに、満足感も大きい。

シロギスのスイッチを入れる面白さ

今回の釣行で印象的だったのは、誘い方によってシロギスから返ってくる反応が変わったことだった。ゆっくりとした誘い、細かな誘い、そして強めのシェイク。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにシロギスキャッチ(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

魚の活性が高ければ、仕掛けを落とすだけでも釣れるのかもしれない。しかし、この日は自分から仕掛けを動かし、シロギスに振り向いてもらうことでアタリにつなげることができた。

シロギス釣りの奥深さを知る

「どう動かせば、この魚は食べたくなるのだろう?」そんなことを考えながら誘い、止めた直後にブルブルッと返事がくる。苦手だと思っていたシロギス釣りだったが、実際にやってみると想像以上にゲーム性が高い。シロギスのスイッチをいかに入れ、アタリを引き出すか、その奥深さを知る釣行となった。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにキス確保(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

alphatackle「SHION キス 170MH」

今回使用したロッドは、alphatackle「SHION キス 170MH」。全長1.7m、自重89g、錘負荷10~20号の船シロギス釣り専用モデルだ。30t+36tカーボンをベースにしたブランク設計で、170MHはシリーズの中でも張りを持たせたモデル。メーカーも、潮流やオモリ負荷が増す状況での安定感と、仕掛けを積極的に操作してアタリを引き出すスタイルを想定している。

TOP SiCを備えたFuji Kガイドを採用しているのも特徴だ。

東京湾船シロギス釣りとの相性

今回のように「誘ってアタリを出す」シロギス釣りでは、仕掛けを自分のイメージ通りに動かせることが重要になる。「SHION キス 170MH」は適度な張りがあるため、チョンチョンとした細かな誘いから、シェイクするような強めのアピールまで操作しやすかった。特に今回、強めに誘う→止める→アタリ→掛けるという一連の動作を気持ちよく行えたのが印象的だ。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきに船シロギスで手中(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

また、1.7mという長すぎないレングスと89gという軽さも、何度も誘いを繰り返す釣りではありがたい。置き竿で魚を待つというより、自分から仕掛けを操作してシロギスのスイッチを入れていく。そんな攻めの東京湾シロギス釣りと相性の良い一本だと感じた。

tailwalk「SPEAKY 3000S XGX」

リールにはtailwalk「SPEAKY 3000S XGX」を使用した。3000S XGXはギア比6.2:1のエクストラハイギア仕様で、ハンドル1回転あたりの巻き取り量は93cm。自重270g、最大ドラグ力9kgで、ラインキャパシティはPE1.2号200mとなっている。滑らかな巻き心地を特徴とし、カーボンドラグワッシャーも採用されているモデルだ。

東京湾船シロギス釣りとの相性

船シロギスでは、仕掛けを投入して底を取り、誘いを入れ、回収して再び投入するという動作を何度も繰り返す。「SPEAKY 3000S XGX」は1回転93cmという巻き取り量があるため、仕掛けの回収をテンポよく行えるのがメリット。今回の水深6m前後のような浅場でも、回収から次の投入へスムーズに移りやすく、積極的に仕掛けを入れ直して魚を探る釣りを組み立てやすい。

船シロギス釣りは「待つ」だけじゃなかった! 攻めの誘いで狙い通りの「ブルブルッ」が快感で病みつきにシロギス好ヒット(提供:TSURINEWSライター・二上あや)

シロギスだけを考えれば3000番というサイズには余裕があるものの、船釣りでさまざまな魚種を狙う人なら、一台を幅広く使えるのも魅力だろう「SHION キス 170MH」と組み合わせることで、ロッドで積極的に誘い、XGXの巻き取りスピードを生かしてテンポよく釣るという今回のスタイルを楽しむことができた。

<二上あや/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
たかはし遊船

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