テーマは「山上湖で夏を惜しもう」。竿21尺チョウチン両ダンゴで始めた吉田だったが序盤の勢いはどこへやら、竿替え後もパッとせず、おまけに向かい風まで強くなったぞ!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
序盤は順調にヒット
西湖根場地区・沖ブナイロープでの深宙釣り。同エリアにおける直近の釣況は最悪で、レストハウスオーナーは「20枚が合格ラインでしょう」とのこと。ただしこの20枚とはグルテンや角麩など食わせを用いたセット釣りを含んだ数字で、両ダンゴではさらにきびしいとのお告げだった。
「大丈夫です。何とかしてみせます!それがボクの仕事ですから」
自信満々に語る吉田だったが、開始早々は不調を感じさせない釣れっぷりで、8時過ぎには40cm級を含め6枚をカウントしていた。釣り方は竿21尺チョウチンで、エサはもちろん両ダンゴ。ただし深ナジミさせる釣りではなく、ナジミ途中に的を絞った一方通行の釣りだった。その証拠にハリス長は60-90cmと、ちょっと記者の感覚ではあり得ない長さ。
竿21尺チョウチン両ダンゴ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)ただし順調だったのは序盤のみで、太陽が顔を出し空が抜け始めるとアタリはめっきり少なくなってしまった。
「タナが下がりましたね。これは竿替えかな」
竿を24尺に変更
8時41分、エサや仕掛けはそのままで竿を24尺に変更。3尺下げて様子を見ることにした。
ちなみに上限はニーヨンまで?
「いえ、念のためロッドケースには28.5尺まで入ってます。ダメならどこまでも伸ばしますから(笑)」
竿を24尺へ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)すると3尺の恩恵はすぐに現れた。
「魚いますね!」
そう話す吉田だったが確かにウキの動きは改善したものの、なぜかヒットまでは遠い。
「うーん……これがいわゆるマスターが話していた食い渋りってやつでしょうか。エサの近くに魚はいるのにしっかり食ってくれませんね」
今も落ち込みの釣り?
「先ほどからの風で舟が前後して仕掛けを引っ張ってしまうので、これまでよりは持たせ気味にしてます」
それがよくないってこと?
「いえ、再開直後は21尺の時と同じエサ使いで始めたんです。ですが、それだとエサがまったく持たないんです。持ってないからアタらないと判断して持たせ気味にしましたが、それだと触りはあるのに落としてくれません。また、せっかくアタってもカラツンになっちゃうんです。ちょっと根本的に見直さないとダメかもしれませんね」
お手製カツ丼弁当でランチ
竿替えから2枚を追釣したものの、まったく波に乗れない吉田。ちょうどそのころ、レストハウスのマスターが配達弁当を持って現れる。しかも手こぎで。時計は10時40分過ぎだった。
「追い風なので楽チンでしたよ。吉田さんは向かい風でたいへんでしょう(苦笑)」
「そうなんです。まれに舟が前後するほどの風が吹くので、それがちょっと厄介ですね」
「でもいいお天気になってよかったですね。最新の予報でも、今日は夕立もなさそうですし」
手渡されたのはレストハウスの美人ママお手製のカツ丼弁当。記者はこれが楽しみで来てるようなもので、より美味しくいただくため”マイ七味”も持参している。
「いいなぁ。ボクにも分けてくださいよ」
幸せなひととき(提供:週刊へらニュース編集部・関口)そんな会話を交わしつつ20分ほど休憩。ただしこの間にも向かい風は勢いを増し、とうとうパラソルはお役御免。炎天下でのランチタイムとなってしまった。
「でも風があるので暑くはないですね。それよりも今後の釣りが心配です。ノルマまでまだ12枚もあるっていうのに……」
次回も「山上湖で夏を惜しもう」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
西湖
舟代¥3700(入釣料込み)。ライフジャケット必携。



