近年はお盆を過ぎても残暑厳しく過ごしづらい日が多くなった。こうなると釣り場に足が向かなくなる。しかし、そんななかでも朝夕の短時間限定で釣行する釣り愛好家が一定数いる。この時期、短時間で効率良く釣果が残せる魚と言えば、やはり年末にかけて面白くなるマハゼだ。今回は8月21日、岐阜県海津市海津町油島のマハゼ釣りを紹介する。今年はどの地域でもマハゼの状態は良いと耳にしている。木曽三川も例外ではなく、6月中旬から釣れだした新子ハゼが現在では10cmほどに成長し、活発にエサを追っている。また6月初旬に釣れていた昨年の居残り組のヒネハゼも時折顔を見せてくれている。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)
立田周辺でマハゼ釣り
実はこの日、午前中の2時間ほどを使って立田上流でマハゼ釣りをした。理由は知り合いからマゴチ用に10cm級の生きハゼを確保して欲しいと依頼があったからだ。浅瀬のポイントは小型も多いため、流芯に隣接する石組み脇でサオを出した。
釣果は2時間ほどで12cmを筆頭にマハゼを218匹確保した。立田周辺は今年もマハゼの魚影は濃いようで、一荷を中心に空バリがほとんどない高活性状態だった。
昼前に自宅に戻り、知り合いにマハゼを渡した後、目的の油島へ向かう。正午すぎに釣り場に到着。満潮前の時合いが控えていたため急いで準備する。
極めて魚影が濃かった(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)タックルはチョイ投げ
当日の道具立ては、ミディアムクラスのルアーロッド1.8m、リール2000番クラス(ナイロン2号を150m巻く)、岬オリジナルマハゼ仕掛け(オモリ8号、ハリ7号)だ。エサはイシゴカイを使う。チョイ投げ2本を使った置きザオで狙う。
まずは沖の潮目に向かって仕掛けを投入すると、オモリが着底してすぐにサオ先に軽快なアタリ。置きザオローテーションのため、アタリのあるサオはそのままに次を投入する。そして最初に投入した仕掛けを巻き上げる。小気味いい抵抗とともに上がったのは10cm前後のマハゼの一荷だった。
マハゼの魚影は濃い
そのやり取りの際にも隣のサオ先は軽快にたたかれている。急いで仕掛けを入れ直し、隣のサオを巻き上げる。こちらも同型のマハゼが一荷で掛かり、開始1ローテーションでマハゼを4匹ゲット。幸先の良いスタートだ。この1投でポイントのマハゼの魚影の濃さを確信した。
その後は時合いも相まって10cm前後が入れ食い状態。しかもどの投点でもアタリがあり、大半が一荷で掛かってくる。マハゼとのやり取りの際、隣のサオ先が今までになく大きくたたかれ、その直後サオ尻が浮き上がった。
やり取り中のサオはそのままにして、慌ててサオを持ちアワセを入れる。ずしりとした重量感の後、突然のドラグ音とともに魚が走りだす。たぶんスズキクラスの大物だったが、マハゼ用の細ハリスや周りに草木が生い茂る自由度の少ない釣り座だったこともあり痛恨のハリス切れに終わってしまった。
釣果は321匹
それ以降は15cmを筆頭にマハゼの爆釣を堪能し、午後3時すぎにエサ切れ納竿となった。午後は3時間ほどの釣りでマハゼ15cmを筆頭に321匹だった。
釣果はなんと3束(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)この日は前半戦も含めると5時間ほどで5束超えの釣果となった。木曽川はもちろんだが、揖斐川のマハゼの魚影の濃さを確認できたことが今回の大きな収穫だった。
<週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久/TSURINEWS編>
木曽川


