8月1日は愛知家豊田市を流れる名倉川漁協管内の矢作川で開催されたアユルアーのスクールに参加した。普段はトラウトルアーを楽しむ私だが、数年前からアユルアーにも興味を持ち、ルアーやロッド、引き舟を準備していた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)
アユルアースクールに参加
しかしいざ釣りに行くとして、どこのどういったポイントに入れば分からず、釣行が延ばし延ばしになっていた。今回名倉川漁協の主催、所属する段戸川倶楽部の後援でアユルアースクールが開催されると、同じ楽部仲間の小久保さんから聞いたので、迷わず参加を申し込んだ。
当日は午前7時半に集合場所に到着。川の中をのぞくと、水中で時折キラリと光が見える。アユがコケを食(は)んでいるようで、期待が膨らむ。受付で受講料の支払いなどを済ませた後、着替えてタックルの準備を整えながら開講を待つ。
午前9時となり、スクール開始。講師はルアーメーカー、パームス代表の飯田重祐さん。トラウトルアー界のレジェンドにして、アユルアーのパイオニアで私の憧れのアングラーだ。
飯田さんと鈴木組合長のあいさつの後、川へ向かう。河原へ下りると吹き抜ける風とウエットゲーターから染みる水の冷たさが心地良く、暑さを忘れさせてくれる。
スクール参加者と講師の飯田さん(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)アユルアーの使い方レクチャー
まずは飯田さんのデモンストレーションを参加者全員で見学。ルアーの流し方や動かし方、ロッドさばきなど、飯田さんの一挙手一投足に全員注目。デモの合間に飯田さんから、ポイントの見極め方の説明を受ける。
「水深が足首くらいの浅場にもアユはいるけど、そういった場所はルアーのコントロールも難しくなるので、慣れるまではひざくらいまでの水深で石が沈んで流れが効いているポイントを見つけることが重要。食み跡が発見できれば高い確率でアユが着いている」とのこと。
講師はパームス代表飯田重祐さん(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)ダウンストリームの応用
実釣を見た印象では、トラウトのダウンストリームの釣りの応用で、石周りにルアーをステイさせて誘うイメージだ。そしてデモ中に飯田さんにヒット。流れるような一連の動きで、あっという間にアユをキャッチ。素晴らしい釣技に参加者全員興奮していた。
ひと通りデモが終了した後は、参加者各々で実釣を開始。私はアユ用ルアーのパームスエスケード80MDFのマットアユカラーをセットして、アユが着いていそうな場所にダウンストリームにキャスト。リップに流れをかませて、ここぞと思われるポイントにステイさせる。
だが場所が割るいのか。なかなかヒットしない。すると飯田さんに呼ばれたのでそちらに移動すると、「ここはいるよ」と言われた。水中を見ると、3~4匹の魚影が見える。「ここで粘ればそのうち釣れるから」とポイントを譲ってもらえた。
ステイさせてヒット
キャストしてステイさせると、後方で魚が走りゴツンとアタリがあるがヒットしない。再度キャストしてロッドティップを下げて少し下のレンジでステイさせると、重みを感じた。ロッドを立てるとヒット。
しかし立てるのが強かったのか、すぐにバレてしまった。しかし魚はいるのでめげずに再チャレンジすると、再びヒットしたがまたもバラす。
その様子を見ていた隣の参加者から「ハリはどんなのを使ってる?」と聞かれたので、チラシバリと答えると「イカリに替えた方がいいかもしれない。これを使いなよ」とイカリバリを譲ってくれた。
イカリバリに変更してヒット
早速ハリを替えて同じポイントを攻めると、すぐにヒット。今度は慎重にやり取りしてネットイン。体長20cmほどのアユをキャッチした。このアユは私の人生初アユ。記念すべき1匹を、周りの参加者の皆さんも祝福してくれた。
初めてのアユルアーでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)その後18cmほどの2匹目のアユを釣って正午となり、実釣終了。川から上がり、朝の集合場所に戻り、飯田さんの総評と鈴木組合長のあいさつでスクールは終了。人生初アユ含め、2匹のアユを釣ることができた思い出に残るスクールとなった。
スクール終了後、講師の飯田さんからアユを1匹いただいて3匹のアユを持ち帰り、塩焼きにしていただいた。初めて自分で釣ったアユの味は格別に美味。アユは食べるのも楽しみな魚だ。
塩焼きは最高(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明)今回のスクールに参加して、アユルアーの基礎を学んだ。今後は今回学んだことを生かし釣行を重ねてレベルアップしていこうと思っている。
<週刊つりニュース中部版APC・渡辺勝明/TSURINEWS編>



