夏休み中の中学1年生の甥っ子を誘い、千葉県野田市の屋内釣り堀「つり処たぬき」へ釣行した。狙いは甥っ子が釣ってみたいというタナゴ。3時間の釣りで2人合わせて90匹をキャッチしたが、最終結果は筆者43匹、甥っ子47匹。さらに釣り方によって、釣れる魚種に明確な違いが出たのも興味深かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
目次
雨予報で屋内釣り堀へ
夏休みの宿題に日々追われている甥っ子の息抜きになればと釣りに誘ってみると、「ぜひ行きたい。タナゴを釣ってみたい」との返事。
つり処たぬき
当初は自然の中でのタナゴ釣りを計画していたが、当日は雨予報だったため、屋内で楽しめる「つり処たぬき」へ変更した。8月12日、オープン30分前に現地へ到着。車内で待機して9時の開店と同時に入店し、3時間分の釣り料金を支払った。
つり処たぬき(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)タナゴ狙いのタックル&エサ
つり処たぬきでは80cmまでのマイロッドに加え、仕掛けや粉エサの持ち込みが可能。ただしハリはスレバリのみ使用でき、生きエサは禁止されている。
甥のタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
筆者のタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)今回は「野釣りグルテン」と「たなごグルテン」に、濃縮赤虫フォーミュラー「KAIRI 赤虫液」を加えて使用した。
KAIRI赤虫液(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)店長からルールの説明を受けてタックルを準備。以前は金魚を釣ると罰金というルールがあったそうだが、現在は金魚の放流量が多いため、当日は免除とのことだった。
いきなり「デカキンギョ」
準備が整ったところで釣り開始。まずは甥っ子にエサの付け方やアタリの取り方など、基本的なことをレクチャーした。
そして筆者も釣り始めると、いきなり大きな金魚がヒット!
タナゴ用の和竿なので折られないか心配になったが、店長にタモ入れしてもらい無事キャッチできた。
デッッッかいキンギョ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)この大きな金魚は店を訪れる子どもたちにも人気とのことで、思わぬ魚との出会いとなった。
一方の甥っ子はスレバリに苦戦。せっかく掛けても取り込み直前でバラす場面が続いたが、次第にコツをつかみ、金魚やクチボソを次々と釣り上げていった。
そして開始から1時間。カウンターを確認してみると、なんと甥っ子が筆者を1匹リードしていた。
甥っ子の休憩中に逆転?
2時間目に入り、甥っ子がトイレへ。その隙に筆者はクチボソなどをテンポよく釣り上げ、甥っ子の釣果を逆転して密かにほくそ笑む。
甥っ子が戻ってきてからはウキ下を浅めに調整。すると金魚に加えてクチボソが入れ食いになったものの、なぜか本命のタナゴが掛からない。
釣果は並ぶくらい(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)一方の筆者も次第に食いが悪くなってきたため、オモリを軽くして仕掛けをゆっくり落とし込む釣り方へ変更。するとクチボソに加え、タナゴのヒット率も上がってきた。
タナゴがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)甥っ子に念願のタナゴ
3時間目になると甥っ子はすっかり要領をつかみ、それまで以上のペースでクチボソを釣り上げていく。そして終了15分前、ついに念願だったタイリクバラタナゴをキャッチ!
「タナゴを釣ってみたい」という今回の目的を最後の最後で達成し、満面の笑みを見せてくれた。一方の筆者はタナゴを連発したものの、全体の数は思うように伸びない。
最終結果は、筆者が43匹で、そのうちタイリクバラタナゴが10匹以上。対する甥っ子は47匹で、タイリクバラタナゴは1匹。2人とも目標だった50匹には届かなかったが、釣果勝負では甥っ子の勝利となった。釣り終了後には店長が釣った魚をバケツから水槽へ移し、記念撮影もしてくれた。
記念撮影をとってくれた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)なぜ釣れる魚に差が出た?
今回興味深かったのが、筆者と甥っ子でタイリクバラタナゴの釣果に大きな差が出たことだ。店長に聞いてみると、「クチボソは上ずっていて、タナゴはそれより下を泳いでいるように見えた」とのこと。
甥っ子は浅いタナを中心に狙っていたためクチボソが多く、より深いタナを釣っていた筆者にはタナゴが多く掛かった可能性がある。
仕掛けの沈み方にも違い
もう一つ考えられるのが、仕掛けの浮力バランスだ。タナゴは上から落ちてくるエサに興味を示すといわれている。筆者はシモリバランスでエサをゆっくり沈めていたため、タナゴへのアピールにつながった可能性がある。
一方、甥っ子は親ウキの頭が水面から出るトップバランスに近く、一定のタナを狙う釣り方だった。後半にはお互いのタックルを交換してみたものの、甥っ子からは「ウキがだんだん沈んでいくとアタリが分かりにくい」との感想。
単純に「どちらが釣れるか」だけではなく、釣り人にとって扱いやすい仕掛けかどうかも大切なのだろう。
釣りの後はランチタイム
釣りを終えた後は、あらかじめ注文していた出前で昼食。
出前をたのめる(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)筆者は天丼、甥っ子はハンバーグカレーを選択した。途中で再び雨が降ってきて車内へ避難するハプニングもあったが、2人とも味には大満足。特にハンバーグカレーはかなりのボリュームだったようだ。
店内には、大型釣具店ではなかなか見かけないタナゴ用の専用竿や仕掛けも豊富に並んでいる。筆者もランチ後に竿や仕掛け、便利そうな小物などを購入した。
タナゴ用釣り具各種(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)帰りには野田市内のインド・パキスタン料理店へ寄り、夕食用のカレーをテイクアウトして帰宅した。
インドカレーをいただいた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)甥っ子との夏休み釣行を満喫
夏休みに入り、宿題や部活動に追われていた甥っ子。今回の釣行がよほど楽しかったのか、夜も眠れないほど興奮していたようで、誘った筆者としても何よりうれしかった。スタッフによると、つり処たぬきでは11月頃が特に数を伸ばしやすいとのこと。
今回は43対47で甥っ子に敗れてしまい、2人とも目標の50匹にもあと一歩届かなかった。次回は秋に再び訪れ、今度こそ50匹超え――そして叔父としてのリベンジも果たしたい。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
つり処 たぬき


