7月9~13日、大阪南港を出発し、東京、稚内を経由して北海道・礼文島へ向かった。朝に出発して稚内からフェリーに約2時間揺られ、島に到着したのは17時。移動だけでも丸一日を要する遠征だ。7月11日は島内北部の漁港へ向かい、夕マヅメの短時間だけ竿を出すことに。ショアジギングとエサ釣りの二本立てで、初めての海に挑戦した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
日本最北の有人離島礼文島
礼文島は北海道北西部の日本海に浮かぶ、日本最北の有人離島。豊かな自然や高山植物で知られ、周囲の海ではエゾメバル、クロソイ、アイナメ、ホッケ、サクラマスなど多彩な魚種が狙える。
一方、釣果や釣り場に関する情報は本土の人気フィールドほど多くない。そこで車で島内の漁港を巡って状況を確認し、安全に釣りができそうな北部の漁港で竿を出すことにした。
カモメだけが群れていた(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)エゾメバル(ガヤ)が入れ食い
海水は驚くほど透明で、テトラ帯では海底までくっきり見える。いかにもロックフィッシュが潜んでいそうな雰囲気だ。ここで狙えるのがエゾメバル。北海道では「ガヤ」と呼ばれ、「ガヤガヤするほど数が多く、よく釣れる」ことが名前の由来ともいわれている。
釣りを始めて間もなく、息子がサンマの切り身でファーストヒット。その後も次々とエゾメバルを掛けていく。
サンマの切り身が強かった(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)次第に目視できる魚の数も増え、十数匹のエゾメバルが表層近くまで浮上。エサに食いつく瞬間まで目で追えるほどで、まさに入れ食い状態となった。初めて訪れた礼文島で、いきなり北海道らしい魚の数釣りを楽しむことができた。
納竿間際に良型アイナメ
一方、筆者はルアーを投げ続けるものの、なかなかアタリがない。そこで息子と交代してもらい、「なんとか1匹釣りたい」とエゾメバルを狙ってみると、こちらはあっさりヒットした。礼文島の夏は日没が遅く、日が沈んでからもしばらく明るさが残る。
そのため夕マヅメを長く楽しめるのも、道北ならではの魅力だ。そして納竿間際、日没から14分後に息子のルアーへ待望のヒット。姿を現したのは良型のアイナメだった。
よしくんチャートF-MAX(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)アイナメとガヤを食べてみた
持ち帰ったアイナメとエゾメバルは、刺身や煮付けにして味わった。アイナメはクセの少ない白身ながら、しっかりとうま味を感じられる。エゾメバルは淡泊な白身にほどよく脂があり、特に煮付けが美味しかった。
ガヤとアイナメがよく釣れた(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)今回の釣行では、北海道で「ガヤ」と呼ばれるエゾメバルが実際に群れで数多く泳ぎ、群れが寄れば入れ食いになることを実感。特にニオイの強いサンマの切り身には好反応を示した。礼文島は海と山が近く、天候が変化しやすい。遠征する際は雨具を用意し、こまめに天候を確認しながら無理のない釣行を心掛けたい。
夏でも比較的涼しい環境で釣りを楽しめる礼文島。豊かな自然に囲まれながら、ガヤの数釣りやロックフィッシュゲームを満喫できた、思い出深い遠征となった。
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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>


