強い夏の日差しが海面を照らし、南風が堤防を吹き抜けた7月31日。好調が続くマダコの様子を確かめるため、三重県の消波ブロック帯へ釣行に出かけた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
消波ブロック帯でマダコ釣り
奥伊勢湾では今季もマダコが好調。6月から釣れ始め、7月以降は数だけでなくサイズも上向いている。タイミングが合えば数釣りも期待できる。今回は消波ブロック帯を中心に探ることにした。
マダコが狙えるポイント(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)当日のタックル
使用したロッドはシマノ「サーベルマスターBB 180MH」、リールはシマノ「バルケッタBB 150HG」。リーダーにはデュエル「魚に見えないピンクフロロ」4号を使用し、ルアーはダイソーのタコエギ3.5号を選んだ。当日は中潮。潮位が下がるにつれて沈んでいたテトラの位置が確認しやすくなる状況だった。
当日の作戦
手前3~10m付近には複雑に消波ブロックが入っており、その隙間がマダコの好ポイントとなる。ただし根掛かりも多いため、今回はオモリを使わず、タコエギ1本だけを結ぶシンプルな仕掛けで攻めることにした。
使用したタコエギ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)消波ブロック際で本命マダコ
まずは沖へ20mほどキャスト。着底後はロッドを小刻みに動かし、エギを海底で跳ねさせるようにしながら手前へ寄せてくる。リールはほとんど巻かず、ロッドワーク主体で誘った。数投目、穂先にわずかな違和感が出た。そのまま誘い続けると、突然エギの動きが止まる。
岩に引っ掛かったようにも感じるが、底をたたく感触が消えている。マダコがエギを抱いたと判断し、少し間を置いてから大きくアワセを入れた。ロッドにズシッと重量感が乗る。
そのまま一定のテンションを保ちながら巻き上げ、慎重に浮かせると水面に赤茶色のマダコが姿を見せた。まずは本命をキャッチ。テトラ際を狙った作戦が的中した。
本命をキャッチ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)時合い過ぎると反応消える
朝の時合いは反応が続き、同じようなポイントを狙って追加していく。しかし、日差しが強くなるにつれてアタリは減少。沖向きや堤防の反対側も探ってみたものの、反応は乏しかった。
干潮間際に良型マダコ登場
そこで、朝に実績のあった消波ブロック帯へ戻って細かく探り直すことにした。干潮が近づくにつれて、それまで水中に隠れていたテトラの形状がはっきりと見えるようになる。エギをテトラの際へ送り込み、底を丁寧にたたきながら誘っていると、突然エギの動きが止まった。
迷わず大きくフッキングすると、この日一番の重量感がロッドに伝わった。魚とは違う、粘るような独特の抵抗だ。消波ブロックに張り付かれないよう一気に浮かせると、良型のマダコが姿を現した。
腕は太く、吸盤もしっかり発達している。6月下旬に釣った個体と比べても明らかにサイズアップしており、成長の早さを実感できる1杯だった。
良型マダコ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)パワーのあるロッドが奏功
消波ブロック帯で掛けたマダコは、一度張り付かれると取り込むのが難しくなる。そのため、ヒット後はバットパワーのあるロッドで一気に浮かせることが重要だ。
一気に引っこ抜こう(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)前回の釣行ではパワー不足によるバラシが続いたが、今回はロッドの強さを生かし、消波ブロックから引き離して確実にキャッチすることができた。
ロッドに助けられた(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)最終釣果はマダコ10杯
この日の最終釣果はマダコ10杯。見事につ抜けを達成し、数・サイズともに満足できる釣行となった。
今回の釣果(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)今後の展望
今季はマダコの魚影が濃く、消波ブロック際を丁寧に探れば2桁釣果も十分に期待できそうだ。ただし、消波ブロック帯は根掛かりが非常に多い。キャストして広範囲を探る場合は、オモリなどを追加せず、タコエギ1本のシンプルな仕掛けで攻めた方がトラブルを減らしやすく、手返しもよい。
潮位によって消波ブロックの見え方や狙えるコースも変化するため、そのときの状況に合わせて丹念に探ることが釣果を伸ばすポイントとなる。盛期を迎えた奥伊勢湾のマダコゲーム。サイズも上向いており、今後もしばらく楽しめそうだ。
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<HAZEKING/TSURINEWSライター>


