雨予報の日でも、タイミング次第では思わぬ好釣果に恵まれることがあります。今回は和歌山県紀北エリアで、雨が降り出す前のわずかな時間を狙ってアジングを敢行。イワシの回遊を捉え、尺級マアジをはじめ良型アジをキャッチすることができました。短時間でも楽しめた当日の模様をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
紀北エリアで尺アジ釣果
週末の天気予報は見事に雨予報。そんな空模様とは対照的に、ホームエリアの一つである和歌山県紀北エリアでは、最近尺アジクラスが釣れているとの情報が入ってきた。つながりのあるインスタグラムのフォロワーさんの投稿を見ると、連日のように釣果が上がり、デイゲームでも良型が釣れているらしい。
ソウダガツオも回遊中
さらに、夏を告げるソウダガツオも回遊中とのこと。考えているだけでもワクワクが止まらない。雨雲レーダーを確認すると、朝は曇り予報。当日は夜から当直勤務だったため、夕方までに戻れば釣行は可能だ。
苦手な早朝釣行ではあるが、「これは行くしかない」と気合いを入れたものの、結局就寝したのは午前1時過ぎ。本当に起きられるのだろうか。
奇跡的に5時起床さあ出発
奇跡的に午前5時に起床。寝ぼけまなこで準備を済ませ、和歌山へ向かった。京奈和道から阪和道へ入ると雨で路面は煙るような状態。しかし、目的のインターを降りる頃には曇り空となり、一安心してポイントへ向かった。
人気ポイントは予想どおり満員御礼。入る隙間すらなかったため、同じような水深と条件の別ポイントへ移動した。
当日のタックルとリグ
今回のタックルは、ソウダガツオ狙いに8.5ftのメバリングロッドへPE0.5号+リーダー1.2号を組んだライトショアジギング仕様、アジング用には34「SFR-51」にエステル0.25号+リーダー0.6号をセット。
さらに、モニターを務めるmozu「クローバー2in」の新色テストも兼ねた釣行だ。まずは1.2gのジグヘッドにクローバー2inをセットしてスタート。
尺クラスのマルアジから登場
しかし、対岸では時折ロッドが曲がるものの、こちらには反応がない。そこで10g前後のメタルジグに替え、ソウダガツオ狙いへ。表層からボトムまで幅広く探るが、こちらも反応は得られない。そんな中、水面へイワシの群れが差してきた。
「アジも着いているかもしれない」と考え、再びアジングタックルへ持ち替えてキャスト。着水後、レンジを入れようとした瞬間、ラインが勢いよく走った。強烈な走りに最初はソウダガツオかと思ったが、その後の下へ突っ込む引きでアジだと確信。
ドラグを効かせながら慎重に寄せると、姿を見せたのは尺クラスのマルアジだった。まずはボウズを回避できた。
最初のヒットはマルアジ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)手前で中アジをゲット!
マルアジをリリースしてしばらくすると、急に湿度が上がったように感じた。表層の反応が途絶えたため、中層からボトムを丁寧に探る。すると再びイワシが差したタイミングでヒット。今度は中アジサイズが2匹連続で釣れ、手前を群れが回遊しているようだった。
良型を狙う
「この群れに良型が混じっているはず」と信じ、手前のブレイクラインを重点的に攻めることにした。ジグヘッドは1.2gから1gへ変更。ボトムが取れる最小限の重さにし、潮へ自然に乗せるイメージで流していく。
待望の尺級マアジをキャッチ!
ボトムから軽く持ち上げた瞬間、ジグヘッドの重みがふっと消えた。もたれるようなアタリだ。すかさず合わせると、一気に台船下へ突っ込む強烈なファイトが始まる。ドラグを出しながら広い場所へ誘導し、一瞬ロープへ巻かれそうになったものの何とかかわして浮かせた。
姿を現したのは、狙いどおりの良型マアジ。本来ならネットを使いたいサイズだったが、あいにく車内に置いたまま。エステルラインの結束を信じ、一気に抜き上げることに成功した。
重量感十分の尺クラスに思わず笑みがこぼれる。
最後に釣れた良型マアジ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)写真を撮り終えた頃、額に雨粒が当たり始めた。水面にも雨粒が広がり、本降りになる前に撤収を決断。短時間釣行ではあったが、尺クラスのマルアジと良型マアジに出会え、大満足の釣行となった。
さあ、帰って仕事へ向かうとしよう。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>



