各沖から好調の声が聞かれるシロギス。ルンルン気分で、時々訪れている東京湾川崎のつり幸から釣行しました。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)
ハイブリッドクロスで船キス釣り
この日のもう一つの楽しみは、マルキユーから発売されたばかりのハイブリッドクロス イソメタイプ(S)F15を使ってみること。「本当に虫エサの代わりになるの?食いはどうなの?」。そんな期待を胸に乗船しました。使用したのは片天ビンに2本バリの吹き流し仕掛け。オモリは20号です。
つり幸(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)ポイントに到着すると、村山船長から、「水深15m、イソメは2~3cmくらいに切って使ってください」とアナウンス。そこで、1cmと3cmにカットして使用しました。付け方は簡単で、ハリ先にチョンと掛けるだけ。虫エサのように暴れたり切れたり、ヌルヌルしないので、とてもハリに付けやすい。
タックル(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)釣り方
当日試した釣り方は
(1)なるべく遠くへキャストして広範囲を探る
(2)着底したらイトフケを取り、オモリを軽くトーンと小突いてアピール。そして船の流れでゆっくり海底で引いてくる
(3)イトフケが出たら、また巻いて誘うの繰り返し
幸先よく20cm本命シロギス登場
すると、さっそくブルブルブルッとアタリ。軽くアワせてていねいに巻いてくると、海面に姿を見せたのは20cmほどの透き通った魚体のシロギス。しかも、ハリはしっかり口に掛かり、飲み込まれてなく、幸先のいいスタートです。
気になっていたエサを確認すると、ほとんど傷がありません。「これはそのまま使える」と、すぐに2投目。これが手返しのよさにつながりました。
幸先よくヒット(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)シロギスは仕掛けを動かした際に発生する砂煙や、砂の舞い上がりに興味を持ち、反射的に集まってくる習性があるそう。オモリで海底を軽くたたくように誘うのがポイント。また、エサを吸い込むように食べるので、アタリはブルブルッとか、プルプルッと手元まで明確に伝わってきます。この気持ちいい引きがシロギス釣りの魅力なんですよね。ついつい笑みがこぼれちゃいます。
ハイブリッドクロスが便利
普段、東京湾で定番の青イソメを使っていると、小さな魚につつかれたり、シロギスがついばんだだけで短くなったり、途中で切れてしまうことが多くあります。そのたびにエサを付け替え。これが意外と時間を使います。
ハイブリッドクロス(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)ところが、ハイブリッドクロスは違いました。1尾釣ってもエサがそのまま残ることが多く、次の投入が可能。そのたび付け替えなくてもいいので、これが想像以上に快適でした。
連発パターンを発見
釣り続けていると「なんだこれは?」というほどの強い引き……。なんと嬉しいことに良型のダブル。どうりで引きも倍で楽しい。
こんな感じで朝のうちはアタリ連発でキャストするたびに反応があり、「今日は爆釣か?」と思うほど。
キスキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)しかし、自然相手。もちろん簡単にはいきません。アタリが急に遠のく時間帯がきて、修行タイムに突入。
小刻みなシェイクが的中
そこで、誘い方を少し変えてみます。仕掛けを止めた状態で、竿先を小刻みにシェイク。すると、ブルッとすぐに反応。どうやらこの時間帯は、そのこまかい動きでスイッチが入ったようです。
すぐに同じ誘いを試してみると、またヒット。楽しすぎる。そんな発見があるのも釣りの面白さです。少し工夫しただけで釣れなくなった魚が、連チャンで連れだした時の楽しさ。これだから釣りはやめられません。
良型中心で満足
この日はサイズも文句なし。3回ダブルで釣ることができたし、平均20cm前後と良型中心。体高があり、透き通るような魚体で本当に美しい。まさに海の貴婦人でした。
シロギスは天ぷらのイメージが強い魚ですが、このサイズになると刺し身も絶品。塩焼きや昆布締めもお勧めです。釣って楽しい。食べておいしい。人気ターゲットなのも納得です。
短め&長めのエサ付け(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)この日使ったハイブリッドクロスで特に感じたのは夏場の強さ。暑い時期、イソメはどうしても弱ってしまいます。時間が経つにつれて元気がなくなって切れやすくなったり、身が崩れたりすることがあります。
その点、この新エサは最後までプリプリ。形はほとんど変わらず、最初の状態をキープしてくれました。炎天下でも状態が安定しているので、エサを気にする時間が減り、そのぶん釣りに集中できます。さらに、虫エサが苦手な人でも抵抗なく使えるのも大きな魅力でした。
試行錯誤が大切
今回の釣行であらためて感じたのは、「試すこと」の大切さ。遠投してみる。近くを探る。誘いを変える。シェイクを入れる。止める時間を長くする……。その日の魚が何を求めているのかを探しながら釣る時間は、本当に楽しいものです。
当日のアベレージ(提供:週刊つりニュース関東版 石坂衣里)今年、絶好調のシロギス。これから夏本番を迎え、ますます期待が高まります。ハイブリッドクロスという強い味方も加わり、これまでとは違った楽しさを味わえると思いました。
<週刊つりニュース関東版 石坂衣里/TSURINEWS編>


