投げ釣りで手軽に狙え、上品な味わいで多くのアングラーに親しまれているシロギス。天ぷらのイメージが強い魚だが、釣りたてを唐揚げにするとまた違ったおいしさが楽しめる。特に小~中型サイズは骨まで食べられるため、釣果を無駄なく味わえる調理法としておすすめしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
釣ったシロギスの持ち帰り方
おいしい唐揚げを作るためには、釣った直後の扱いが重要だ。シロギスは高水温の時期ほど鮮度が落ちやすいため、釣れたらできるだけ早くクーラーボックスへ入れたい。
シロギス(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)海水と氷で作った冷たい海水、もしくは保冷剤を使ってしっかり冷やしながら持ち帰ることで、白身本来の甘みとうま味を保つことができる。
氷に直接触れないようにする
持ち帰る際は魚をビニール袋などに入れ、氷に直接長時間触れないようにすると身が傷みにくい。帰宅後はできるだけ早く下処理を行えば、釣りたてならではの風味と食感を存分に楽しめる。
自宅での下処理
シロギスは鮮度が落ちやすい魚のため、釣行後はできるだけ早く下処理を行う。
まずはウロコを丁寧に落とし、エラと内臓を取り除く。腹の中まできれいに洗ったら、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る。このひと手間が仕上がりの食感を大きく左右する。
唐揚げ粉をまぶす
下処理が終わったら、全体に唐揚げ粉をまぶす。魚の表面に薄く均一に付けることで、揚げ上がりが軽やかになり、サクサクとした食感が生まれる。
唐揚げ粉をまぶす(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)味付きの唐揚げ粉を使用すれば、特別な下味を付けなくても十分おいしく仕上がる。
170℃の油で揚げる
続いて揚げ油を170度まで温める。
揚げ油を170度に(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)温度が低いと衣が油を吸い過ぎ、高すぎると表面だけが焦げてしまうため注意したい。
キスを揚げる(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)油の中へシロギスを静かに入れたら、約3分を目安に揚げる。
3分が目安(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)揚げている最中は魚の周りから細かな泡が勢いよく立ち上るが、次第に泡が小さくなってくる。これが揚げ上がりのサインだ。きつね色になったら取り出し、しっかりと油を切る。
きつね色に(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)マヨネーズとも相性抜群
皿に盛り付けられたシロギスの唐揚げは、香ばしい香りだけで食欲をそそる。ひと口かじれば衣の軽快な歯触りのあとに、ふっくらとした白身の甘味が広がる。特に釣りたてならではの上品な風味は格別で、市販品ではなかなか味わえない。
釣り人の特権(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)そのままでも十分おいしいが、私のおすすめはマヨネーズを添える食べ方だ。マヨネーズのまろやかな酸味とコクがシロギスの淡泊な身によく合い、ついつい箸が進んでしまう。さらにブラックペッパーを振ったり、レモンを絞ったりすると味の変化も楽しめる。
釣った魚を自らさばき、調理して味わう――。それは釣り人だけに許された最高のぜいたくだ。シロギスの唐揚げは手軽で失敗も少なく、家族にも喜ばれる一品。次回の釣行でシロギスを手にした際は、ぜひ揚げたての唐揚げを味わってみてほしい。
海からの恵みが持つ本来のおいしさを、きっと再発見できるはずだ。
<HAZEKING/TSURINEWSライター>


