初夏は関東でもウナギ釣りが本格化するシーズン。今回は埼玉県宮代町を流れる古利根川で、ドバミミズをエサにウナギ釣りを楽しんできました。エサの採取方法や基本タックル、ポイント選びのコツとあわせてレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
目次
ドバミミズは身近な場所で採取可能
ウナギ釣りの定番エサといえばドバミミズです。ドバミミズは湿った場所を好み、木陰の落ち葉の下や、アスファルト脇の草むらなどを探すと比較的簡単に採取できます。釣行前に現地周辺で確保できれば、エサ代を抑えられるのも魅力です。
ウナギ釣りの基本タックル
小河川なら10号オモリを投げられる2m前後のコンパクトロッドやルアーロッドがおすすめです。一方、中~大河川では20号程度のオモリを扱える投げ竿やシーバスロッドが使いやすいでしょう。今回使用した基本タックルは以下の通りです。
当日の仕掛け(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)・ロッド:2.1mコンパクトロッド
・リール:3000番スピニングリール
・道糸:ナイロンライン4号
・オモリ:亀甲型10号
・ハリ:がまかつ三越うなぎ13号
・エサ:ドバミミズ
道糸は4~5号、ハリスは3~4号、ウナギ針は13~15号程度を基準にすると安心です。
ウナギがいるポイント
ウナギは障害物周辺を好み、昼間はテトラや石積み、水際の植物帯などに身を潜めています。夕方以降になるとエサを求めて動き始めるため、水門周辺、テトラ帯、石積み、水際植物の際といった変化のあるポイントを狙うのが基本になります。
埼玉・古利根川でウナギ釣り
6月中旬、埼玉県宮代町を流れる古利根川(宮代町宮東548付近)へ釣行しました。この場所は水門や石積み、水際植物が隣接する実績ポイントです。現地へ到着したのは17時。前日の雨の影響で適度な濁りが入り、ウナギ狙いには絶好のコンディションでした。
当日の釣り場(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)近くの公園でドバミミズを採取し、17時30分に釣りを開始します。ミミズは約3mmほどの太さのものを針に縫い刺しし、7cmほどタラシを残して流れ込みの下流へ投入しました。竿先には鈴を付け、ドラグを緩めてアタリを待ちます。
多彩なゲストがヒット
開始5分で60cm級ナマズがヒット投入からわずか5分。鈴が激しく鳴り、ドラグが勢いよく出されます。上がってきたのは60cm近い日本ナマズでした。
日本ナマズ(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)その後も日本ナマズ、アメリカナマズ、ギギ、マブナ、ニゴイが次々にヒットし、19時までに五目釣りを達成。これだけでも十分満足できる釣果でしたが、本命はここからです。
ギギ(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)ゴールデンタイムに本命ウナギ登場!
私の経験では、ウナギは暗くなってからの約2時間が最もチャンスが多い時間帯です。そこでポイントを15分ほど休ませ、その間に再び新鮮なドバミミズを採取しました。19時30分。この日一番太い約5mmのドバミミズを使い、タラシも10cmほどに変更して投入。ゴールデンタイム最初の一投だけに自然と緊張します。
(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)すると約10分後。三脚が倒れるほどの強烈なアタリが出ました。すかさずアワセを入れると、小刻みに首を振る独特の引き。「これはウナギだ」と確信し、慎重に寄せて無事ランディング。指2本ほどある太い良型ウナギをキャッチすることができました。
仕掛け変更で2本目のうなぎを追加
その後もアタリは続きましたが、なかなかフッキングしません。そこで仕掛けを変更します。
亀甲オモリ10号→ナツメオモリ8号
三越ウナギ13号→12号
全体をライトにすることで、食い込みを重視しました。さらに、投入位置を少し沖へ変更。流れでオモリを転がして障害物へ定位させ、竿も下流側へ寝かせることで、竿全体でアタリを取れるよう工夫しました。
2本目のウナギ(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)この作戦が的中。親指ほどのサイズながら、この日2本目となるウナギを追加することができました。ウナギ釣りは工夫するほど面白いです。
最終釣果
今回の釣果は、ウナギ2匹、日本ナマズ、アメリカナマズ、ギギ、マブナ、ニゴイと、多彩な魚との出会いに恵まれました。関東周辺では6~10月がウナギ釣りのシーズンです。
シンプルな仕掛けで身近な河川から狙える一方、エサや仕掛け、投入位置など少しの工夫で釣果が大きく変わる奥深さも魅力。「どうすれば釣れるのか」を考えながら試行錯誤する時間も、ウナギ釣りの醍醐味だと改めて感じた一日となりました。
<岩浅健太郎/TSURINEWSライター>
古利根川



