釣りをしない人からよく聞かれる5つの疑問 「魚を持ち帰らないのになぜ釣りをするの?」

釣りをしない人からよく聞かれる5つの疑問 「魚を持ち帰らないのになぜ釣りをするの?」

釣りを続けていると、釣りをしない人から質問を受けることが多い。釣り人にとっては当たり前でも、未経験者から見れば不思議に思えることは少なくないようだ。今回は筆者が実際によく聞かれる疑問について、ライトゲームアングラーの立場から答えてみたい。これから釣りを始めてみたい人の参考にもなれば幸いである。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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餌とルアーどっちが釣れるの?

結論から言えば餌である。これは多くの釣り人が認めるところだろう。魚にとって本物の餌はやはり強い。匂いも味も本物であり、活性が低い魚にも口を使わせやすい。一方でルアーは疑似餌であるため、魚に興味を持たせたり反射的に食わせたりする工夫が必要になる。

釣りをしない人からよく聞かれる5つの疑問 「魚を持ち帰らないのになぜ釣りをするの?」餌にルアーは勝てない?(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ただしルアーにはルアーの魅力がある。手返しが良く、魚の居場所を広く探れるうえ、何より自分の操作で魚を掛ける面白さがある。釣果だけなら餌に分があるが、ゲーム性ではルアーが勝ると言ってよいだろう。

持ち帰る派? 調理はできる?

筆者は基本的にリリース派である。もちろん魚を食べること自体は好きだが、釣った魚を持ち帰ることはあまり多くない。

最大の理由は調理が得意ではないからだ。釣る技術と捌く技術は全く別物である。せっかく持ち帰っても上手く処理できなければ魚にも申し訳ない。そのため現在は必要な時だけキープし、それ以外はリリースすることが多い。

釣りをしない人からよく聞かれる5つの疑問 「魚を持ち帰らないのになぜ釣りをするの?」魚はリリースする(提供:TSURINEWSライター井上海生)

特にライトゲームで狙う魚は小型が多い。資源保護の意味も含めて、必要以上には持ち帰らないようにしている。

なぜ持ち帰らないのに釣りをする

これも非常によく聞かれる質問である。釣りをしない人からすると、「食べないのに釣る意味があるのか」と思うらしい。しかし釣り人にとっての楽しさは魚を食べることだけではない。

魚を探し、状況を分析し、ルアーを選び、狙い通りに釣る。その過程そのものが面白いのである。

釣りをしない人からよく聞かれる5つの疑問 「魚を持ち帰らないのになぜ釣りをするの?」魚との駆け引きが面白い(提供:TSURINEWSライター井上海生)

将棋やチェスが勝敗だけでなく過程を楽しむゲームであるように、釣りもまた戦略を楽しむ遊びと言える。特にライトゲームは魚との距離が近く、アタリや駆け引きをダイレクトに味わえる。その面白さに魅了されて続けている人は非常に多い。

筆者も魚を持ち帰るためというより、一尾にたどり着くまでの過程が好きで海へ通っている。

釣りは一人でするもの?

これも人によって意見が分かれるが、筆者はかなり一人で釣ることが多い。

もちろん友人と行く釣りも楽しい。しかし一人の方が自由度は高い。好きなポイントへ行き、好きなタイミングで移動し、好きなだけ粘れる。

特にライトゲームは機動力が重要になることも多い。釣れなければ次の場所へ移る、さらに次へ移るという展開も珍しくない。そのため単独釣行との相性が良いのである。

また海を眺めながら一人で考え事をする時間も悪くない。おひとりさま天国という言葉がしっくり来る趣味だと思う。

一番釣れやすい釣りは? 魚は?

初心者におすすめするなら、やはりサビキ釣りである。回遊が入ったタイミングならアジやサバは非常に釣りやすい。特別な技術も必要なく、魚がいれば比較的簡単に結果が出る。

釣りは最初の成功体験が大切だ。いきなり難しいルアーフィッシングから始めると心が折れてしまうこともある。その点、サビキ釣りは魚の反応を得やすく、釣りそのものの楽しさを知るには最適である。

特に秋のアジやサバは群れ次第で入れ食いになることも珍しくない。まずはサビキで魚を釣る楽しさを知り、その後にルアーや他の釣りへ進むのが理想的な流れだろう。

釣りをしていると、こうした疑問を何度も聞かれる。しかし改めて考えてみると、どれも初心者にとっては気になることばかりである。釣りは難しそうに見えるかもしれないが、実際は意外と気軽に始められる趣味だ。

まずは近くの堤防でサビキ釣りから始めてみるだけでも十分楽しめる。そこから先は、多くの釣り人と同じように少しずつ沼へ入っていけばよいのである。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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