今年も気が付けば半年が過ぎようとしている。寒い時期は何かと賑やかだった内房河川も、水温の上昇とともに一気に難しさが増した印象だ。それでも全くシーバスが釣れないわけではない。刻々と変わるベイトの状況に、いかにこちらがアジャストしていけるかが釣果を左右する。今はそんな難しい時でもあるのだ。この日の釣りも、そんな難しさを思い知る釣りとなってしまった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
内房河川へシーバスゲーム
5月20日(中潮)まだ明るい時間帯から内房河川へシーバスを狙って出かけた。下流の浅いポイントを中心に、まずはバイブレーションルアーで広範囲に探ってみた。沖ではボラがモゾモゾやっているが、何かに追われている感じはない。
難しい内房河川へ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)表層からボトムまで一通り釣ってみたが、ボラのスレ掛かりが多く、特に目立った釣果は上げられなかった。
日中は不発
日中から夕方にかけてだが、特に変化のない大きな河川では干潮時に浅くなるポイントや、深く掘れている場所など、シーバスがいるであろうポイントを絞らないと、ただひたすら体力を消耗するだけになる。特に気温の上がるこれからの季節は熱中症にも注意が必要だ。
ポイントを絞ろう(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)そんなわけで、少し休憩してからナイトゲームへ突入した。
ナイトゲームが本番(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)クルクルバチが大量出現!
完全に暗くなってから中流域へ移動すると、水面にクルクルバチが大量出現。バチ用ルアーを持ってきていないので、細身のフローティングミノーで水面を中心に狙ってみる。
バチ用も忘れずに(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)するとすぐにセイゴがアタックしてきたが、どうにも針に掛からず途中でバラしてしまう。
ミノー系は必要(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)50cm級クロダイ登場!
魚の活性が高いのか、続けてアタリがあり、今度は強烈な引きが伝わる。足場の悪い場所だが何とかネットイン。シーバスだと思った魚は、まさかの50cm級のクロダイであった。この後も小さいアタリは続いたが、これといった釣果は手にできず終了とした。
しっかりベイトを観察しよう
さて、一見終わったかのように見えるバチパターンだが、日によってはまだまだ健在だ。ただし、バチに集まるのはシーバスだけではない。この日のように、クロダイやボラなども集結してくる。
ここで注意したいのが、シーバスは集まったベイトを食べていないことだ。ボラの群れがザワザワしていると、これを狙っていると思いがちだが実は違う。素早い魚系のベイトよりも、動きの鈍いバチが見えれば、間違いなくこちらを捕食していると考えて良い。
セイゴも多い(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)ただし、冬場ではないので、全てがこの考えに当てはまるわけではないが、ミノーに反応がなければ確率は高い。つまり、ベイトパターンだと思ってその考えにハマると、全くの空振りで終わってしまうこともある。よくベイトを観察し、その状況に合わせたシビアなルアーローテーションが必要となるのだ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>


