5月10日(日)、千葉県我孫子市にある北部手賀沼の手賀沼公園に、テナガエビの様子を見に夕マヅメ狙いで出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
北部手賀沼でテナガエビ釣り
16時過ぎ、公園岬に到着。晴天だが、南東の風が時折強く吹きつける。休日の夕暮れ時とあって、釣り人はリールでコイやフナを狙っている人が2人いるだけ。
初期の実績ポイントである南側の杭周りは波立っている。そこで、風の影響が少ない西側の親水護岸の切れ目で竿を出すことにした。ここの水底には、エビの隠れ家となる捨て石が入っている。
公園岬西側の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)タックルは1.8mのノベ竿にミチイト0.6号を竿いっぱいに結び、市販のイト付きタナゴバリ新半月をチチワ結びでミチイトに接続。ウキは軸付きセル玉8mmをゴム管止めした下に中通しセル玉5mmを2個付け、すべてのウキがゆっくりと沈むように板オモリで浮力を調整。
エサは赤虫1匹を通し刺しにしてハリ先を出す。ウキ下60cmくらいで、水面下5~10cmの位置にウキが沈むような捨て石の際や穴がポイントである。
慎重なやり取りで本命登場
竿いっぱいに沖へ仕掛けを振り込み、それを手前に動かして石の際や穴を見つける。見つけたらしばらく待つ。するとウキがユラユラと動き、ゆっくりと水中深く引かれた。ここでミチイトを軽く張り、竿を静かに立てれば、ピチッ、ピチッとしたエビ特有の引きが手元に伝わる。ファーストヒットは体長6cm、全長8cmのハサミの短いメス。抱卵しているようで腹が大きく膨らんでいる。
ハサミが短いメス(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)続けて水中を横に走るアタリを取ると、コツコツとした感触。竿先から重みが伝わり、完全にハリ掛かりしたのがわかる。強烈なエビバック(ハリ掛かりしたエビが後退する動作)を竿で止めて慎重に抜き上げると両腕を広げ、尻尾をバタつかせた鉛色の物体が登場。
体長7cm、全長12cmでハサミが長いのでオスだ。がっちりとハリ掛かりしており、ハサミに挟まれないようにハリを外すのに苦労した。
短時間で13尾ゲット
その後はアタリが遠くなったのでポイントを変えて探る。ヘチの護岸際でウキがせわしなく動くようになり、型は6cm前後と落ちるがチチブやクチボソ交じりでぽつぽつと釣れる。ただアワセが遅れると根に潜られて仕掛けを取られることもあった。
ウキが見づらくなってきた18時30分過ぎに納竿。釣果は体長4~8cmテナガエビ13尾。そのほかクチボソとチチブが多数。短時間でも十分楽しむことができた。
後日オス主体で7尾
16日(土)は夏日となり、夕涼みがてら出かけた。日没前の1時間くらい同じポイントで竿を出し、脱皮した大型のオス主体で7尾の釣果。クチボソのエサ取りに悩まされたが、釣れれば型がよく、強い引きを楽しむことができた。
手賀沼公園のテナガエビ釣りはまだはじまったばかりで、これから梅雨に入ると数・型ともよくなってくる。曇天時や朝夕マヅメが狙いめ。
なお、エサは赤虫がいいが、クチボソなどのエサ取りが多い時はサシあるいはカマボコ、ソーセージの砕いたものを使用すると効果的。障害物が多い所を釣るので仕掛けの予備は十分に。また、手賀沼で釣れたテナガエビはまだ放射線の問題があり、食用に適さないのでリリースを前提に楽しみたい。
<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>
手賀沼公園


