4月末。この数週間急にキジハタの釣果情報が増え、筆者が普段通っている岡山県のポイントでも前回、激浅なシャロ―で良型キジハタをキャッチすることができ。春のキジハタ祭の予感を感じこのチャンスにさらに便乗すべく、今回も春の良型を求め調査に行ってきた様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)
春のキジハタ調査釣行
前回の良型キャッチから1週間後、再び春のキジハタを求め、いつもの岡山県のポイントへ。
この日は1日を通して潮位が低く潮の変化もあまり大きくない。そうなると前回は潮が大きく上げ下げするのもあり、シャロ―でも魚の反応は良かったが、今回の様に干満差が少ないとシャロ―はやや期待薄だ。
シャローエリアは反応薄め
現地に着くと案の定海全体が澱んでいる様に、水たまりの様な状態だ。港内の端っこには赤潮の跡が残っており、水もあまりいいとは言えない。試しにシャローエリアでカサゴが多くいる箇所をいくつか打ってみたが、数回アタリがあった程度で、食いが浅いのかフッキングまで至らず。
その後30分程探ってみて何とか1匹となかなかの渋さだった。
カサゴの反応が薄い(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)ここでシャロ―に見切りをつけ、外洋向きの波止に行ってみる。ここはこのポイントの中でも数少ない潮が当たる箇所。多少の潮の動きで活性が上がってくれることを祈り、探ってみる。
潮の動き始めで本命キジハタ!
外洋向きの波止に移動して、すぐ若干だが緩やかに潮が動き始めた。魚が反応してくれるなら今がチャンスと、あらかじめ目星をつけていた場所を丁寧に探っている。堤防の端から端の足元壁ギリギリのラインにキャストし、堤防の基礎である捨て石の周りを細かく探っていく。
ルアーを強めのアクションから前回と同じくボトムステイを長めに取りジッと待つ。5秒ほどたった時、突然手元にガツンッ!と強いアタリ!これは来た!すかさずフッキングし壁に張り付かれないように、ゴリゴリ巻き上げる。初動の突っ込みを押さえると、すんなり上がってきてそのまま抜き上げる。
狙い通りの釣りに
サイズはまずまずだが狙ったタイミングと場所で本命のキジハタをキャッチ!
潮も悪く海の雰囲気も悪いので、活性が低いだろうと予想しハイテンポなアピールではなく、派手すぎないアピールが効いたのだろうか。
何はともあれ本命をキャッチできて満足だが、時合いのタイミングかもしれないので、引き続き集中して再び足元を狙ってみる。
ステイ長めでボトムを攻める
堤防の端から端まで探り、今度はもっとアクションを抑えて細かく探っていく。効率は非常に悪いがキジハタの活性が低い時や潮の流れが緩い時は、ボトムステイやボトムベタ攻めはやたら効くタイミングがあるのだ。そしてこの予想が当たったのか、再び壁際ギリギリのボトムを探っていると、アクション後に長めのステイを入れ再び動かそうとした瞬間、バコーンッ!と超強烈なアタリ!
47cmキジハタ浮上!
すぐさまアワセ一気にゴリ巻きしようとするが、抵抗と突っ込みの引きがさっきの比ではない。一直線に足元の壁際に突っ込もうとするのを全力で止めつつ、竿のパワーを活かし、こちらも負けじと壁とそれに着くワカメの中から一気に引き摺りだす。
薄っすらと姿が見えてきたが、やはりさっきの魚とはレベルが違う。しかし、肝心な時に限ってタモが遠い位置にある。仕方なく意を決して、高い足場から抜き上げる。
ムキムキの良型キジハタ!(提供:TSURINEWSライター・明石健太郎)海の状況も活性も渋い中まさかこんな魚が上がって来るとは思わず言葉にならない。
サイズを計測してみると体高もあり筋肉質な47cmの良い魚だ。
活性が低くても海が澱んでいても諦めなくて良かった。その後は潮がピタッと止まり海は再び水たまり状態になり、さっきの調子が嘘のように魚の気配すら感じられなくなった。しかし、まだメインシーズンを迎えてないこの春に、良い魚に出会えて大満足だ。引き続きアコウ調査は頻繁に行ってみよう。
<明石健太郎/TSURINEWSライター>


