広島の遊漁船「桑田観光」の桑田船長が夏におすすめしていることが「空調ウェア」の着用だ。自然に見置くレジャーである魚釣りでは、日差しや暑さからの逃げ場は少ない。熱中症対策で注目を集めている空調ウェアを着用して、桑田船長と仲のいいクロダルマの釣り好き社員が夏のタイラバ&キスのリレー釣りを楽しんだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)
タイラバから釣りスタート
ポイント到着後、ますはタイラバから釣りスタート。午前8時ごろ日差しはまだ柔らかい時間かと思いきや、じりじりと肌を焼く強さ。船には日よけテントが張られているため日陰ができるが、海上は風も少なくじっとりと湿気が強い。
空調ウェアを着用して釣り開始(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)空調ウェアを着用することはもちろんだが、インナーに保冷剤ベストを着る人もいた。ズボンはD.GROWの「ハイブリッドニッカカーゴパンツDG133」などを履いている。
開始早々マダイが続々!
最初に竿を曲げたのは、この日タイラバ初挑戦という桑田さん。小型ながらも本命のマダイを釣り上げた。
本命のマダイがやはりうれしい(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)それに続くように杉原さんも竿を曲げる。ヘッドは60gを使用し、着底から少し巻き上げたところでヒットした。
良型のマダイをキャッチ(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)開始早々の好釣果に船中で歓喜の声が挙がる中、川上さんは黙々と本命のマダイをキャッチ。釣り上げるたびにサイズアップさせていたのが印象的だった。
頻繁に竿を曲げていた川上さん(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)好ゲスト「カンダイ」登場
船中でマダイが上がる中、大亀さんに大きなアタリが。慎重にやり取りをして浮上してきたのは良型の「カンダイ」。これには持ち帰って食べるのか、リリースするかで大いに盛り上がった。
良型のカンダイも姿を見せる(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)空調ウェアで快適を維持
気温が上がってきた10時ごろ、神原さんに待望のマダイがヒット。「ただ、がむしゃらに釣りました」と話してくれた。
待ちに待った1尾!(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)アコウも交じる
当日は、マダイにアコウが交って釣れており、タイラバが着底した瞬間にヒットする、いわゆる”着ドン!”状態。着底等アタリがなくても、リールを3~7巻きするとヒットする状況が続いた。
江草さんは良型のアコウをキャッチ(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)常に日差しが直接当たる場所で釣っているメンバーもいるが、空調ウェアで暑さを気にすることなく快適にマダイの引きを楽しみ、5〜6尾釣りあげたメンバーはキス釣りに転じた。
現役船長の熱中症対策
真夏であっても毎日出船し、照り返しの強い大海原で釣り人に魚を釣らせる桑田船長。そんな船長に対して、「釣り人も真似できる真夏の熱中症対策」について聞いてみた。
インタビューに応じてくださった桑田船長(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)熱中症対策で心がけていることは?
桑田船長—こまめすぎるくらい水分・塩分補給は当たり前。普段あまり汗をかかないからとドリンクを2本しか持ってこない人もいますが、夏場は陸上で過ごしている時に飲む水分の2倍くらい持ってこなきゃだめです。船の方でも、体調を崩した人に備えて飲み物の用意はしていますね。
また、夏の操船室はマリンエアコンで冷やしているので、実釣中に体調を崩した人には、すぐに操船室に入ってもらって休憩してもらっています。私も魚を取りこんだり、釣った魚を締めたり船外で作業をする時はKURODARUMAの空調ウェアを着用していますね。
船外の作業は空調ウェアが欠かせない(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)考える釣りが可能に
桑田船長—昔と違って、気温だけでなく、紫外線もかなり強いと感じます。だからこそ、服内の温度を下げるためにKURODARUMAの空調ウェアはすごく役立つ。熱中症予防はもちろん、紫外線を肌に直接当てないためにも重要な役割をしてくれています。
さらに、体の温度を下げることで、暑さから来る船酔いもしにくいし、実釣中思考がクリアになって集中力も継続、「考える釣り」がしやすくなると思います。
キス釣りへ転戦
次に向かったポイントは最初のポイントから20分程度のところ。このポイントは底が砂底のような状態で、根掛かりしそうな障害物などがない。
釣り場到着後、オモリ25号が付いたテンビンとキス釣り仕掛け2本バリ、エサの青虫を使ってキス釣りをスタート。
良型シロギスが連発
仕掛けを海底に落として待っていると間もなく、ぽつりぽつりと船中でキスが釣れ始めた。釣り上げる度にキスのサイズは中型がメインで良型も交じるような状態。嶋田さんは開始早々に良型を釣り上げた。
うれしい良型を釣り上げた嶋田さん(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)皿海さんもコンスタントにサオを曲げてキスを釣り上げている。やはりキス釣りは、手軽で安心感がある釣り。天ぷらや刺身など食べておいしいから、夏の船釣りにおすすめだ。
数釣りを楽しんだ皿海さん(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)アジも交じる嬉しい展開
シロギスのポイントを転々としていると、魚探の反応に変化が。桑田船長から「アジがいますよ!」とのアナウンスがあった。すると、江草さんの竿にシロギスではないアタリがあり、アジをキャッチ。他の方もアジの土産を増やしていた。
江草さんが良型アジをキャッチ(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)熱中症対策バッチリで船中好釣果
午前中のタイラバではマダイにアコウ。午後のキス釣りではシロギスにアジとお土産をしっかり確保して、大満足のまま納竿。
夏の船釣りでもKURODARUMAの各アイテムが大活躍。暑い日差しにも負けず、瀬戸内海のタイラバ&キス釣りを楽しむことができた。
大満足のまま記念撮影(提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石)

