小気味いい引きと多彩な釣趣が魅力の癒し系ターゲット・メバル。なかでも、短時間で気軽に楽しめる夕方出船の夜メバルに、1月27日(日)内房木更津桜井の雄士丸で出船した。
雄士丸で出船
タックル図
当日の出船時間は17時。週末、東京方面へ戻る上り線は行楽帰りの車や人で混みあうが、下りは渋滞もなくスムーズ。
出船1時間ほど前に店に集合し、受け付けを済ませると各自船着場へ。この日は4人の釣り人が乗船。星野八郎船長から「釣り場はすぐだから、準備しておいて」と声がかかり、定刻どおり出船。
夕日に染まった富士山を眺めながら釣り場を目指す。
まずは、ワンド状になったポイントへ。
各自工夫でキープサイズ狙い
前日の強風と、岸壁や大型船から跳ね返る波が複雑なウネリとなり、釣りをするのは困難と判断。風をさえぎる堤防の近くへ移動。水深は5mほど。全員が青イソメを1匹ハリ付けして投入。
開始早々、本命からのアタリはあるものの、リリースサイズが主体。
そんななか、左舷ミヨシの林さんに20cm級がヒット。
林さんは、中通しのキス竿を持参。「風が結構強そうだったので、オモリを重めにして硬い竿を用意しました」と状況を読んだタックル選択で一歩リード。
右舷ミヨシの伊藤さんは、自作穂先のルアーロッドに持ち替えると、小型を含め連釣して20cm級を追加。
伊藤さんの仕掛けのすぐ上には発光体が付いていて、仕掛けの投入位置を確認できるようにしていた。
底狙いで26cmカサゴ!
その後アタリはあるものの、なかなか派手な食い込みもなく、何やらいつもとは異なる様相。
「アタるのはほとんど下バリで、なかなか上のタナでは食ってこない」と林さん。
普段は8号程度のオモリを使うらしいが、この日は風と波を考慮して12号などを使用して、底を徹底的に狙っていると26cmのカサゴが登場。