長く寒かったこの冬、海へ向かう足が遠のいていましたが、3月になりようやく気温が上昇傾向、穏やかな晴天の日を選んでクロダイ乗っ込み調査に出かけました。名古屋港エリアにて何とか1枚キャッチ、しかしこの1枚のクロダイから釣果だけにとどまらない様々なことが見えてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・かにおけ)
名古屋港で落とし込み釣り
三寒四温のこの時期で穏やかな晴天となった3月10日、午後から名古屋港へと向かいました。この日の満潮は15時35分。潮位上昇のタイミングで釣り場に到着、早速タックルの準備に取り掛かります。

使用タックル
竿は黒鯛工房の戦竿落とし込み40/45パワーアクション、リールは宇崎日新の極技クロダイRNDゴールドを装着。道糸は2号、ハリス1.25号、オーナー針のプロ落とし込み3号に2Bガン玉の針オモリ。タックルはガチ仕様、エサは岩カニ使用です。
海はまだまだ透け気味ではあるものの、水面に漂うクラゲを発見。季節の進み具合を実感しながら壁に沿って岩カニを落とし、底に着いたら少し間を置いて竿を上げる。水温む春、されど不安定な春。アタリが出ないのは承知の上、ひたすら前進です。
重量感からのヒット
何も反応がないまま15分ほど進んだところで竿を上げてみる…むむ、何か重いものが引っ掛かったか?と思ったらグン、グンと生命反応!これは正にクロダイ、次の瞬間一気に突っ込まれ戦闘開始!
竿は大きく弧を描き、リールは糸を吐き出しフル回転。壁に向かって繰り返す容赦ない突進を両腕で食い止める。タックルに不安はない、ただただ相手のパワーが強すぎてバレてくれるなと願うのみ。
久しぶりのガチンコ勝負の末、ようやく浮き上がってきたいぶし銀をネットイン。その重いこと、何とか手元まで引き上げ測ってみたら44cmありました。
