だいぶ春らしい気候になった3月8日、三重県・南伊勢町の海上釣り堀へ釣行した。当日は所属する三重釣り歩記会の釣り大会で総勢20人が参加。朝はやや冷え込んでいたが、日中は穏やかな釣り日和に恵まれた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
突如ヒット!大ブリ登場
ここで反対側で釣っていた川村さんがやってきた。調子を聞かれ「青物が全然取れませんね」と答えた瞬間、ふと投入してあったサオを見ると、穂先が水中に突き刺さっていた。
慌ててアワセを入れると、ズッシリとした重みがロッドに乗った。この重量感から大ブリだと確信して慎重にやり取りするが、全く浮いてくる気配がない。
10分後、ようやく魚が浮きだした。今年の南伊勢は水温が高いためか活性が高く引きが強いということもあるが、ここまで苦労することはあまりない。ようやく水面に浮かせてネットに収めたのは10kg級のブリだった。
久しぶりの青物は10kgクラスのブリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)シマアジ連発で納竿
ブリがヒットした際、仕掛けがオマツリしており、魚を取り込んだ後にラインを引っ張っると強い引きが。どうやらヒットした瞬間にオマツリし、ブリともう1匹の青物とやり取りしていたようだ。どうりでなかなか上がってこないはずだ。幸いこの青物も無事に取り込むことができた。
この後、シマアジの群れが足元に浮いているのを発見したため、ダンゴエサで狙い3連チャン。終わってみればまずまずの釣果となり、終了の時間を迎えた。
川村さんのヒラマサ(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)最終釣果
私はブリ1匹、シマアジ3匹、クロソイ1匹、マダイ10匹の釣果で準優勝。優勝は大ブリを筆頭に見事3匹の青物を釣り上げた今井さんだった。
好天に恵まれ、春の釣り日和のなか一日を楽しむことができた。海上釣り堀はこれからがハイシーズン。次の釣行の期待を胸に帰路についた。
4魚種15匹で準優勝(提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>

