広島の釣友、加藤君と12月7日、ロックフィッシュ＆クロ狙いで宮崎県延岡市北浦の磯へ。ちょうど開催が迫ったダイワグレマスターズブロック大会の練習も兼ねさせてもらった。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・鶴原修）
TSURINEWS編集部
まずはロックゲームから
加藤君は前日の昼に広島を出発、午後10時に合流し、もう1人の釣り友だちを拾って喜福丸の待合室を目指す。途中、佐伯市のかわの釣具で解凍予約していたオキアミを購入し、阿蘇港に到着。すぐに船長にあいさつして「弁当便までアカハタ狙いお願いします」と伝え、午前6時前に出船。船内には知り合いも何人かいてブロック大会の練習に来ているようだ。
ロックゲームのタックル（提供：週刊つりニュース西部版APC・鶴原修）船は大バエに釣り人を乗せた後、船長から呼ばれ、「チョンボリ」に上がる。まずは加藤君と友人に釣ってもらいたいので、ゆっくり朝ごはん、のんびり気味にタックルを準備。すると早速「きた～」と声が聞こえロッドを曲げている加藤君の姿が。「突っ込まれるよ、強引にロッド立ててゴリ巻きして」とアドバイス。すると海面から現れたのは40cmクラスのアカハタだ。
ロックフィッシュを堪能（提供：週刊つりニュース西部版APC・鶴原修）それからまたまた良型アカハタが連チャン。私も準備ができたので、2人がやっていない沈瀬のキワを狙うと思い通りにアカハタがヒット。28cm以下はリリースしながらも、30cmオーバーのアカハタがクーラーに1尾1尾と追加され、30cmを超えたアラカブも2尾クーラーに収まった。
クロ狙いへ転戦
9時30分くらいになり、遠くに船が見えたところで片付けをして後ろ髪を引かれる思いだがチョンボリを後にし、次に向かった瀬は、前半にクロ狙いで乗っていた知り合いと入れ替わりで大バエへ。ここは独立瀬で広く、1周ぐるりとサオを出すことができ、潮キレも抜群にいい瀬だ。ただそれゆえに人気のある瀬でもあり、磯靴のスパイクで岩が削れて足場が滑りやすくなっているのが難点だ。
クロ用タックル（提供：週刊つりニュース西部版APC・鶴原修）滑らないように気をつけてまきエサ作りから。オキアミ2角からつけエサ分を取り、水汲みバッカン8分目の海水を入れた後、アミノXグレ遠投メガブルーSP2袋を入れてよくかき混ぜ、余分な水分を取る意味でパン粉を1kgほど入れて完成。
次は仕掛けだ。今回は新製品の銀狼パワートルク1.2号を持ってきているので、早速リールをセットして伸ばす。ウキは私個人のウキturu49の0号でG8のジンタンをハリスの中央に1個打ってスタート。
