あでやかな錦秋の時期も過ぎ、いよいよ冬目前の11月25日。三重県鈴鹿市の箕田テトラ帯にカサゴを求めて釣行した。当日は長潮で透明度が高いタフなコンディション。しかし、カウンターリールを駆使して水深を正確に把握し、テトラの最深部を攻略。結果、最大24cmを含む良型カサゴ7匹をキャッチした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)
エサを変えながら数を伸ばす
その後もエサをローテーションしながら釣果を重ねる。アオイソメ、イカの短冊、サバの切り身と試したが、一番良かったのがイカの短冊。魚の反応も上々でフッキング率が高かった。
また、産卵のために接岸した真っ赤なカサゴもキャッチ。腹の中には未熟な卵を抱えていたので最盛期は近い。シーズンの開幕を感じる釣行となった。
最終釣果
水清ければ魚棲(す)まず。今回はクリアウオーターでタフなコンディションだった。カサゴの警戒心が上がり穴の最深部だけでヒットする状況だったが、カウンターリールで水深を正確に把握することで隙間の形状を把握して奥に潜むカサゴを攻略。20cm以上の良型を7匹キャッチできた。
これから産卵シーズンで接岸するカサゴは最盛期を迎える。夜間は活発に動き回るので釣果も伸びやすい。ぜひこの機会に箕田テトラ帯のデカサゴ、求めてみては。
<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>