釣り&アウトドアスタイルマガジン『HEAT』の「釣りができる施設一覧」で見つけた室内釣り堀にて、高級食材であるオマールエビ釣りに挑戦してきました。ダイソーで購入したコンパクトロッドが大活躍した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
目次
照明が落ちて釣り開始
室内に流れるbayFMのDJが5時半を告げると照明が落ち、フィッシングスタート!

今回は「ダイソーのタックルでオマールエビを釣る」という企画で釣りをする予定だったのですが、「タックルの比較があってもいいのかな」という理由でまずは釣具メーカーのタックルで開始。
決して、以前イセエビを釣って持って帰ったら大絶賛した妻から「絶対に釣ってきて!」と言われたことによるプレッシャーに負けたわけではありません!
メーカー品と比較検証
1匹釣れるか、もし釣れなければ釣り座交換時にタックル変更を試みることにしました。ちなみに仕掛けは共通で、針以外はダイソー製品を使用します。

周囲でヒットも筆者は無反応
暗闇の中、ケミホタルの緑と赤の光が揺れます。なかなか暗闇に目が慣れず、手探りで2号オモリが底についていることを確認し、糸を張った状態での置き竿を保ちアタリを待ちます。
程なくすると、周りでバシャバシャ音が聞こえてきました。暗くてよくわからないのですが、多分オマールエビが釣れているのでしょう。そのような中、筆者の竿には音沙汰なし。十数分経っても無反応です。
周りでは何やら釣れている雰囲気があるにもかかわらず、相変わらず目の前の竿先に変化はなし。「エサがいけないかな」と思い、出だしで選択したイソメエサをオキアミに変更してみます。
しかし、スタート直後のチャンスタイムは落ち着いてしまい(放流されたエビたちは居心地の良い場所を見つけてじっとしてしまい)、静かな状態に(涙)。
待望のアタリ到来
それでもめげずに1時間位じっと竿先を見つめていると、ようやく筆者の竿にアタリが! 竿先がググッときたところで聞き合わせ!「乗った」と確信するも、痛恨のバラシ。
めげずに再びオキアミエサを付けて仕掛けを入れなおすと再びアタリ発生!しかしまたもバラシ(汗)。15,000円タックルチョイスの序盤、なんだか流れが悪いです。
ダイソータックルに変更
直感で「何かを変えねば」と思った筆者はここでダイソータックルへの変更を決断。すると、前半終了15分前に3度目のアタリが到来。
じっくり待って待って、今度はズルズルッと竿が持っていかれそうな所で聞き合わせます。すると、今度はガッツリ針掛り成功!
待望のオマールエビ手中
暗闇(と五十肩)でかなり戸惑ってしまったタモ入れも何とか成功で、待望のオマールエビをキャッチです。「ダイソータックルでオマールエビを釣る」というミッションもコンプリート。話は前後しますが、オマールエビのアタリはかなり明確です。

釣り座を入れ替え後半戦
bayFMが7時を告げると室内の照明がつき、前半終了です。前半終了間際にスタッフさんから告げられた釣り座に移動し、再び照明が消えるのを待ちます。そして「それでは始めてください」のアナウンスと同時に照明が落ち、後半戦がスタート。
開始直後が狙い目
予め、TSURINEWSの記事「千葉の室内釣り堀で『オマールエビ』続々キャッチ。放流直後が狙い目」を読んでいた筆者としては、開始直後が狙い目と踏んで気合を入れます。
すると本当にすぐに竿先が動き、明確に突っ込んだ所で聞き合わせます。ところが、竿を立てた瞬間に外れてしまいました。
2匹目のオマールエビをキャッチ
「エサはまだ残っている」「まだエビも近くにいる」と信じ、すぐに仕掛けを落とすと、この判断が見事に的中。テナガエビの100倍位強烈なキックバックに肝を冷やしながら、五十肩であることを忘れてそーっとネットイン成功。
2匹とも推定600g。無事家族4人分のディナー食材を確保できたことに心底安堵し、置き竿にして家族に勝利のLINEを送信。その後はアタリも遠のいてしまい、終了時間の8時半を迎えました。
最終結果
最終釣果はオマールエビ2匹(全体0~4匹)に。周囲ではゲストにマダイやウナギが釣れていました。コリュッシュの夜釣りは意外と本格的です。月明かりがない分、夜の防波堤よりも暗いですが、安全で快適な夜エビ釣りが楽しめます。

寒さ対策は必要
発泡スチロールは税込300円で購入可。クーラーボックスは、皆さん30リットル前後の大きめのものを持参していました。その他、室内とはいえ冬場は結構冷え込むので、カッパや長靴は必要ないものの、釣りをしやすい厚手の服装を持ち込むと良いかと思います。
オマールエビのオーブン焼き
翌日のディナーはオマールエビのオーブン焼きを作り、家族で堪能しました。プリプリでとても美味しかったです。

レシピ
1. 10分蒸して半割にする(ボイルでも可)。
2. 身を取り出し(ハサミの身も)荒めにほぐして、オリーブオイルとおろしにんにく、塩少々で和える。
3. 殻に戻しマヨネーズを塗り、パルメザンチーズ、黒コショウ、パン粉をお好みでふる。
4. オーブンで200度で10分間焼く。
「釣りができる施設一覧」
今回は、『HEAT』の「釣りができる施設一覧」のおかげで楽しい&美味しい釣りものに出会うことができました。
こんな人/時におすすめ
この「釣りができる施設一覧」は以下のような人や場合におすすめです。
・「これから釣りを始めたい」と思っている人
・釣りには行きたいけど、ターゲット、行き先が思い浮かばない人
・子供(孫、奥様、友人、彼女etc)が「釣りに行きたい」と言い出した時
・旅行に行く時(ホテルの近くに釣りができる施設ってあるかな)
・悪天候で楽しみにしていた釣行が中止になった日
・失恋した時
・ふと、何かに癒されたいと思った時
もちろん、理由がなくとも充実の記事コンテンツを読むだけでも『HEAT』は楽しめますよ!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
海釣りハウス コリュッシュ