釣り上級者が『居酒屋ざうお』に挑戦　「たくあん」エサで2000円お得に？

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突然の釣り予定変更どうする？

楽しみにしていた釣行も、天候不良などの理由で急遽キャンセルということが起こりうる。たとえ当日キャンセルとなっても、「なんとか竿は出したい！」と思うのが釣り人だ。そんな時は普段やらない釣りを体験するチャンス。

しかし、普段やらない釣りについて調べ方がわからないという人も多いはず。そういった方におススメしたいのが、多岐にわたる釣りジャンルを全国エリアで検索できる『HEAT・釣りができる施設一覧』だ。

HEATの「釣りができる施設一覧」

釣りを始め、アウトドア全般の記事も展開しているのが「HEAT」の特徴だ。「HEAT」のメインコンテンツの1つとして、「釣りができる施設一覧」がある。実際に「釣りができる施設一覧」を開いてみると、ピラニアが釣れる施設や、釣りができる居酒屋などユニークな施設が多数掲載されていた。

正直な話、TSURINEWSとは日々しのぎを削る競合他社の関係だ。しかし、確実に読者にとって使えるコンテンツであるため、悔しさで目を潤ませながら機能について紹介していく。

絞り込み検索

「釣りができる施設一覧」では、県別/施設の種別で「絞り込み検索」が可能。筆者は、大都会・東京にも面白い釣り場があるのか気になって「絞り込み検索」機能を使用した。

ユニークな施設が多数掲載

海釣り公園や管理釣り場も紹介されているが、一番目を引いたのが「釣りができる居酒屋」だ。正直、居酒屋なのに釣りができると言われても想像ができない。気になった筆者は、取材を決行。

「どうせ行くなら、上級者を連れてボコボコに釣ってやろう」という邪な考えを持ちながら、釣り具メーカーでフィールドモニターをしている入稲福佳寿巳さんと、二上あやさんに協力を依頼した。

釣りができる居酒屋『ざうお』

都内の一等地でも釣りが楽しめ、釣った魚と共にお酒が楽しめる「ざうお」について紹介していく。

店内で釣りができる

店内に大きな生け簀があり、マダイやアジといった魚が泳いでいて、貸し竿を使って釣りが楽しめる。釣った魚はいくつかのメニューから調理指定をした後、提供してもらえる。

自分で釣ればお得

「ざうお」の醍醐味は、「釣らずに注文するより、釣ったほうが安く食べられる」というシステムにある。例えば、「マダイ」を釣らずに注文すると1匹4,180円（税込）だが、自分で釣って調理を依頼すると3,245円（税込）と安く食べることができるのだ。

ここまで聞くと、読者の皆様も「釣り上級者ならどれだけ安く食べられるのか」気になるはずだ。心配無用、誰よりも気になっている筆者が音頭を取って、「ざうお新宿店」に潜入調査してきた。

「ざうお」公式サイトで見る

釣りのエキスパートが挑戦

いよいよ潜入調査当日。「釣りができる施設一覧」には、「ざうお新宿店」の地図情報があったため、建物が乱立する都心でもスムーズに集合できた。

まずテーブルに通され、釣り方など詳細について店員さんから親切に説明いただいた。ここでも筆者の頭の中は爆釣の妄想でいっぱい。なにを隠そう、こちらが連れているのは釣りのエキスパート。大爆釣で、店内中の熱い視線を受けるビジョンしか見えない。

ざうおでの釣り方

釣り場は通常の「釣りエリア」と、カットウ針を使用してひっかける「ひっかけ釣りエリア」の2つ。タックルはお店で用意しているレンタルの延べ竿を使用する。

エサは、「練餌・キビナゴ・むきエビ・オキアミ」が用意されており、食いが渋い時は、「たくあん」ももらえる。

釣れる魚

釣りエリアには「アジ・マダイ」が泳いでいた。対して、ひっかけ釣りエリアはアジ・マダイの他に「ヒラメ・イセエビ・クルマエビ・アワビ・サザエ」と魚類以外も狙うことができた。

作戦会議

入稲福さんと二上さんは迷わず「釣りエリア」での実釣を選択。ひっかけ釣りについても、入念な作戦会議が繰り広げられた。

特に淵に引っ付いているアワビをどう攻略するか、お皿をアワビに見立てて熱い議論が交わされた。

次のページでいざ釣り開始で想定外の事態に？！