秋の五ケ所湾で開催された「第1回ティップランエギングなつきちカップ」と、翌日の爆風の中でのエギング釣行を2daysでレポート!初日は晴天の中、アオリイカを巡って熱戦が繰り広げられ、参加者たちの熱気で盛り上がりを見せました。続く2日目は風速も強まる中、キロアップを含む好釣果が連発。アングラーたちの奮闘やポイントの攻略法、釣果を振り返りつつ、ティップランエギングの魅力を存分にお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宮野伸一)
大会翌日もティップランへ
なつきちカップの翌日も五ヶ所湾でティップランエギングを楽しみました。続いては五ヶ所湾ティップランDAY2の実釣風景や爆風ティップラン時におけるワンポイントなどをご紹介します。
・天候:曇り
・海況:強風・小波・中潮 上潮
前日の午後から強風が続き、宿でさえ風の音で目が覚めるほど。当日6時、万全の装備で出船しました。アングラーはなつきち(森田菜月さん)や沖縄の釣船「寄宮」の船長、タイソンこと末吉さんら愉快なメンバー!今回も釣船屋たにぐちさんのチャーター便です。
釣行開始
風が強く、30gのシンカーをつけたヤマシタエギ王K軍艦グリーンでチャレンジ。船が流れる方向にキャストしても、流れが速く一瞬で底を取るのがやっと。
それでもしゃくり続け、エギを止めた瞬間、ティップが一瞬入ってヒット!ファーストヒットは僕がいただきました。ヒットエギはヤマシタエギ王K軍艦グリーン3.5号!
続いて、みよしのT.T.F.C松尾さんにもヒット!彼はクレイジーオーシャン ティップランナー響 パープル3.5号で次々とアオリイカをかけています。
船中で連続ヒット
後半も爆風の中、釣りづらい状況が続きますが、松尾さんをはじめとするゲストたちは次々とヒット。
僕も負けじとエギを落とし、しゃくった瞬間に大物がかかりドラグが一瞬出る!まさに今日一のサイズ。さらに5連続ヒットで船中が盛り上がる中、焦るタイソンがヒットするも痛恨のバラシ。
沖縄流ティップランテクニック炸裂
後半、タイソンは何度もチャレンジし、ようやくヒット!ミヨシでも松尾さんがヒットし、2連続ヒットが続きます。最後にタイソンがもう1杯かけるも途中でバラシ。しかし、すぐにフォローを入れて見事に仕留める沖縄流テクニックが炸裂しました!
12時過ぎに風がさらに強まり、ストップフィッシング。僕の釣果はキロアップサイズ2杯、トップは松尾さんでキロアップ含め5杯、最終釣果は船中13杯と大満足の釣行でした。
谷口船長、そして乗船いただいた皆様、ありがとうございました。
爆風ティップランのポイント
強風の中でも、一瞬風が緩むタイミングや風向きの変化を狙ってエギを落とせば、通常のティップランエギングが可能です。また、トモやミヨシの釣座からは流れに沿ってキャストし、着底させると安定したティップランが成立します。このようなテクニックで爆風時でも心折れずに楽しめます。
五ケ所湾のティップランは今が旬
三重県、南伊勢町、五ケ所湾のティップランエギングは今が旬。日ムラはありますが10月中旬で早くもキロアップが釣れだしています。良い群れにあたれば連続ヒットもあり楽しめます。
皆さんもぜひ風光明媚な五ケ所湾でティップランエギングを楽しんでください。
<宮野伸一/TSURINEWSライター>
五ケ所湾