10月、例年であれば伊勢湾内の高水温、貧酸素が落ち着き始め、イワシやサッパなどのベイトフィッシュにフィッシュイーターがわくころ。ナブラやトリヤマを期待し、10月16日の午後4時ごろから三重県・明和町に広がるサーフへとエントリーした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・積木洋)
翌日も釣りを決行
こうなると翌朝の時合いが気になってしまうのが釣り人のサガ。翌日17日の早朝午前5時すぎから、同ポイントへと再エントリーした。
釣れるがサイズが伸びない
日が昇り明るくなり始めたタイミングは、夕方より鳥も多く期待できそうな雰囲気だが、周りを含め反応は今ひとつ。メタルマジックでレンジを入れると、30cmほどのセイゴをキャッチするものの、魚が散っているのか固まらない。
トップの調子が良い
しかしながら沖の鳥を観察していると、少し離れた場所へと何羽かが固まり始めたのを確認。すぐさま移動すると、ついに期待していたトリヤマとナブラが発生。トップウォータープラグへと結び変え、ドッグウォークで誘うと、次から次へとルアーへ飛びかかるシーバスの群れ。
トップで本命入れ食い
ハリに掛かるサイズでないとなかなかフッキングはしないが、手のひらサイズのセイゴから50cmクラスまでがトップに入れ食い。運良く自分の正面から30分ほどの間離れることはなく、ぜいたくな時間を過ごすことができた。
今後の展望
今回はシーバスメインで狙ったが、釣り方やタイミング次第ではサワラやヒラメなんかも狙える絶好のチャンスに間違いはない。
広いサーフとはいえ、ナブラやトリヤマの釣りは混雑が予想される。釣り人同士のトラブルやゴミの問題はもちろん、近隣住民への迷惑がかからないよう、はやる気持ちを抑えつつ、チャレンジをお願いしたい。
<週刊つりニュース中部版APC・積木洋/TSURINEWS編>