旅の相棒『グリッサンド』シリーズを手に、島根県松江で青物、アオリイカ、アコウと多彩なターゲットを狙う釣行を楽しんだ。エクストリームの岡林氏とTULALAフィールドスタッフ木村氏が、グリッサンド77とグリッサンド90を使い分けて、様々なフィールドと魚種に挑む様子をレポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）
TSURINEWS編集部
目次
アコウ狙いのタックルへ
釣り場へと歩く前、車の後部で岡林さんがなにか作業をしている。ターゲットをアコウに変えるため、グリッサンド90のリールを回遊魚狙いの5000番からアコウ狙いで4000番（ミチイトはPE1.5号＋リーダーがフロロ25lb）に交換していた。リールのサイズを変えるだけでも一気にライトに変わった印象を受ける。
リール交換でさまざまな釣りに対応（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）地磯で釣り開始
地磯では岡林さんがグリッサンド90でアコウを狙い、木村さんがグリッサンド77でエギングをする。
根魚もアオリイカも楽しみ方はそれぞれ（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）カーブフォールでアコウがアタック
ワームがボトムタッチからロッドでスーッとリフトアップ。カーブフォール中にコン！っとしたアタリでアワせたのはアコウ。狙い通りにゲームが展開できた時は、うれしさが違う。
リリースした後、リフト＆フォールでテンポよく広範囲を探っていく。
狙い通りにアコウをゲット（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）曲げて楽しむ中弾性ブランクス
グリッサンドは中弾性のブランクスを使用したロッド。しっかり曲げて楽しめるところが魅力で、キャスト時もルアーウェイトを乗せることができ、ロッド自体の硬さを感じさせない。
魚とのやり取りを楽しむ（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）軽めのエギでも遠投可能
そのころ木村さんにも動きが。ロッドを曲げているので見に行くとアオリイカを釣り上げた。
エギングではロッドをシャクってエギを跳ね上げて操作する。シャクった後にティップが震えるが、少しイトフケを出すことで、ティップの振動がエギに伝わることを防ぐことができる。また、シャクった直後は軟らかいティップが入るため、イトを弾きすぎない特長もある。
使用していたのはエギ3.0号。軽いエギでもロッドの振り抜けは良く遠投している。
軽いエギでも遠投が効いた（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）グリッサンド77でもアコウ
岡林さんも腕の疲労の緩和にグリッサンド77に持ち替えてフリリグをキャスト。
数投でヒットする…が、根に潜られる。だが、そこはパワーを信じて強引に引き抜いたのはアコウ。アタリが良かったのでサイズアップを思わせたが、少し小さくなった。場所移動をする。
根に潜られたアコウも取り込めた（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）ロッドとリールの組み合わせ
グリッサンド77のリールを交換。アオリイカ狙いでは2500番（ミチイトはPE0.6号＋リーダーはフロロ12lb）を使用し、アコウ狙いでリール3000番（ミチイトはPE1号＋リーダーはフロロ20lb）を使用した。
グリッサンド77であればPE0.6号は細糸の下限、1号がちょうど良い太さだ。グリッサンド90のベストセッティングは4000番でPE1.5〜2号がちょうど良い。
アコウ狙いではリールは3000番を使用（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）イイダコも顔出し
次の地磯に行く前にちょっと寄り道。マゴチを狙って波止場へ。木村さんの説明では海底が砂と泥が入り交じったところ。グリッサンド77でワームを投入するが、魚とは違うアタリが……。
小型エギにナス型オモリをプラスして底をズル引きする木村さんがゲットしたのはイイダコ。毎年、この場所でよく釣れるターゲットで、釣り方も簡単なことからファミリーフィッシングも勧めていた。
イイダコはエギのズル引きでОK（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）エギにマゴチらしきアタックがあるが、ワームには無反応。次の場所へ。
