釣りをするためにカヤックに乗っていたが、いつからかカヤックに乗りたくて釣りをするようになった。今では、釣りとカヤックは同義語だと考えている。今回はそんな私の「普段の釣り」について紹介しようと思う。
(アイキャッチ画像提供:HOBIE JAPAN アンバサダー・橋口純平)
洞窟観光を独り占め
予想通り風裏の岸壁際は風も波も穏やかで、地層があらわになったジオスポットを独り占めで観光する。洞窟が口を開け、奥の方から低音の唸り声のような音が聞こえ、吸い込まれる力に逆らわず吸い込まれてみる。
360°航行が可能
360度航行可能なミラージュドライブ360で岸壁に接触しないように進む方向とカヤックの向きを微調整しながら奥へ向かったが、不気味な雰囲気に気圧されてしまい入口を少し入ったところで引き返すことにした。
座礁しにくい足漕ぎフィン
HOBIE KAYAKに装備されている足漕ぎのフィンは、岩などが当たるとフィンが折り畳まれ、水深が戻るとフィンも元に戻るため岩礁地帯でも難なく航行することができる。
バック航行も可能
ミラージュドライブ360はバック航行も可能。大きな船体で小回りができるのも「MIRAGE PRO ANGLER 12 WITH 360 DRIVE TECHNOLOGY(ミラージュ・プロアングラー 12 ウィズ ミラージュドライブ360)」の魅力のひとつ。
ストレスなく方向転換ができるため、漁船による不意の引き波への対応も瞬時にできるため安全にカヤックを楽しむことができる。
風が強くなってきたため本日のカヤックは終了。短時間のカヤックフィッシングだったが仕事の疲れやストレスを発散するには十分すぎる時間だった。
周辺を散策
カヤックの片付けが済んだら、ゲレンデ周辺を散歩する。この日は、気になっていた海鮮定食屋さんに行ってみた。開店している雰囲気だったが店員さんがおらず、しばらく待ってみたが、静まり返った店内に店員さんが戻ることはなかった。
沖あがり食堂でランチ
車で5分ほど走ったところにある「沖あがり食堂」に到着。名物の「いか様丼」を注文。酢飯に真イカの短冊切りと漬けが乗った逸品で、イカの甘さと卵黄の旨味が溶けあい、カヤックで疲れた体に染み込んでいく。
細かく刻まれたたくあんの塩味とカリカリの食感、生姜のアクセントが食欲を促進し、あっという間に完食。味噌汁も絶品だった。
いちごプラザ
お腹いっぱいで帰路につく。食事の後は家族へのお土産を買いに「いちごプラザ」に寄り道。いちご大福は家族みんなの大好物。あとは安全運転で帰るだけだ。
カヤックのある休日を満喫
家に帰るまでがカヤックフィッシングと言いたいところだが、帰ったらカヤックを洗って、タックルと釣具を洗って拭いて干して、魚を捌いて焼いて揚げて食べるまでがカヤックフィッシング。次はどこに浮かぼうかなぁ。
<橋口純平/HOBIE JAPAN アンバサダー>