初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶

初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶

今年はマイカが釣れない。7月まで5回日本海に行ってマイカの全釣果は20匹弱。ボウズ2回。やはり若狭湾は相性が悪いのか。そんなとき、釣友からテンヤタチウオにと誘われた。イカメタル好きならハマるから…と言う。タチウオならさばくのに手間もかからんし…ということでだまされたつもりで、初挑戦してみることにした。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

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船釣り エサ釣り

穂先持ち上げるアタリで指6本級

その後もアタリは続くが、悶絶の時間も続く。何度空振りしたことか。それでも何となくだが、アワせどころのようなものが分かってきた。確かにイカメタルと通じるものは多い。

ショートジャークやただ巻きで誘い、アタリを出してハリに掛ける。違うのはヒット率だ。

イカメタルはもう少しヒット率高いぞ…なんて思っていると、これぞ!というアタリが出た。ゴツッときた後、フワッと穂先が持ち上がったのだ。

コレがうわさに聞いていたアタリか…と短く強くアワせると、ドスンとロッドが止められた。根掛かりかと思ったが、底から20mは切っているはず。ポンピングはあかんで!という釣友の声に素直に従い、ひたすらリールを巻く。

初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶アドバイス通り一定のスピードで巻き続ける(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

時折強く引き込まれてドラグが少し滑るけど、サオでためて耐え巻き続ける。やがて水面下に見えたのはまぎれもなくドラゴン。こんなサイズは初めてだ。妙に冷静になってリーダーを持ち、そっと抜き上げたのは指6本あるかな…というタチウオだった。

このサイズになると、もう顔つきが違う。イカツイの言葉がぴったりくる恐ろしい顔。アニメなら間違いなく悪役だ。

初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶穂先を持ち上げるアタリで指6本級をキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

最終釣果

その後も相変わらず空振りを繰り返したが、10時半を回ると潮の加減かぴたりとアタリが止まった。そして早めの11時に片付けをして11時半に沖上がり。

釣果は水面オートリリースを含めて8匹。うちドラゴン含め良型は3匹。デビュー戦としては上出来だと思うけど…。空振り多すぎ!!

初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶筆者の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

今後は数釣りに期待

船長に聞くと、これから指3~4本クラスが大量に伊勢湾に入ってきて、数釣りが楽しめるようになるらしい。そうなると1人30~40匹という釣果が望める。アタリの数が多ければ、掛ける数も多くなる。そうなると、ちょっとは上達できるかも…ね。

初めてテンヤに挑戦した感想は、余計な言葉抜きにただ面白い!これほどゲーム性が高いとは思わなかった。悶絶する釣りほどムキになるが、燃えるものもある。今年の秋はテンヤ尽くしになりそうだ。

初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶ゲーム性が高いテンヤタチウオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

<週刊つりニュース中部版APC・原田順司/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
第八幸丸
出船場所:国崎港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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初めてのテンヤタチウオ釣りで指6本級ドラゴン手中【三重・第八幸丸】掛け損ね連発に悶絶安く釣具を買えるTemu(提供:pixabay/Temu)