真夏の室蘭沖堤防で、大型クロソイを狙うロックフィッシュ釣行が成功。エゾメバルの猛攻をかわしながら、36cm、39cm、42cmの良型クロソイをキャッチ。O.S.P製品のワームを初導入し、夏枯れの厳しい状況下でも大満足の釣果を得ることができました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター久末大二郎)
ワームでクロソイゲーム
これまで他メーカーのワームを使用していましたが、今釣行からO.S.P製品を使用させていただきました!
O.S.P製品を導入した理由は、今回ご一緒に釣行した大谷さんを始め、以前パワーオーシャンカップのプラクティスでご一緒した村中さんもO.S.P製品を中心に利用されていたのと、元から使用してみたいという思いが心の片隅に常にあったからです。
O.S.Pは日本を代表するバスプロである世界のT.Namikiこと並木敏成さんが代表取締役を務めるルアーメーカー。筆者はバスフィッシングのYouTubeもよく見るので、「O.S.Pって並木さんがやっているルアーブランドなんだ……俺もO.S.Pのワーム使ってみたいなぁ」という気持ちを抱いていました。
ですがこれまでなかなか使用するきっかけがなく……。最近いろんなきっかけで「やっぱり好きで使ってみたいメーカーのワームを使って釣りをしたほうが絶対楽しいじゃないか!」と吹っ切れて今釣行から使用させていただくことにしました(笑)
今回導入したワームはこの3種類。
・HPシャッドテール 3.1inch
・ドライブスティック3.5inch
・ドライブビーバー3inch
いろいろ使ってみたいところですが、この3種類の良さや使い分けをきちんとできるようになるまで、しっかりと使い込めたらいいなと思っています。
同行者紹介
今回、室蘭沖堤防に一緒に釣行してくださった方を紹介します。
O.S.P製品を愛用し、札幌近郊エリアをホームにしてナイトゲームを中心にロックフィッシュを追い求めているアングラーです。
室蘭沖堤防へいざ実釣
夏枯れに入った室蘭沖堤防で実釣!エゾメバルの猛攻を交わして36cmの良型クロソイキャッチ!同行者の大谷さんと打ち合わせをして、今回は南防波堤に乗ることにしました!最初はシャローエリアからスタートすることに。
しかし、シャロー側ではエゾメバルの猛攻に遭いました……。着底する前に無限に釣れてしまうような状況。夏枯れになるとエゾメバルが増えるのは沖堤防の風物詩だそうで、まぁこれはこれで魚からコンタクトがあってありがたいのですが、狙っている魚ではないのでディープエリアへ移動することにしました!
防波堤から5m先くらいに潮目があり、潮目に平行に長くトレースできるようにキャスト。北海道といえど気温も高い8月。少しでも潮通しが良く変化のある場所を狙いました。
ディープ側はハードボトム。根掛かりに注意しながらロッドを横にサビいていると、『ゴン!』と強いバイトが!よく走りドラグも出ます。首を振るような感触だったのでアイナメかな?と思いきや良型のクロソイでした!
サイズを測ると36cm!良いファイトをしてくれて楽しかったです!O.S.Pワームのデビュー戦。幸先の良いスタートです。
39cmのクロソイキャッチ
その後もエゾメバルの猛攻を交わしつつ、ディープエリアの先端に移動しました。
するとカタクチイワシの群れが堤防際を回っており、「これを食べている個体はいないだろうか?」とボトムまで落としてリフト時に縦に2回シェイクしてフォールするアクションを繰り返してサーチしていると、最初は「パクパク」という感じの細かくつつくバイトから「グーッ」と強烈な吸引バイト!ドラグも「ジーッ!ジーッ!」と出てファイトが楽しい!
トルク感満載でなかなか上がってこない……姿を見るとまたもや良型のクロソイ。大谷さんにランディングしてもらいサイズを測ると39cmの良型。惜しくも40cmに届かずでしたが、良いファイトをしてくれました。
夏枯れを感じさせないこのポテンシャル!さすが室蘭沖堤防、楽しませてくれたクロソイに感謝です。
ベイトタックルの穴撃ちで良型キャッチ
2尾の良型をキャッチし、違う釣り方でも魚を出したいと思いベイトタックルに持ち替えて穴撃ちでアプローチ。
ディープエリアのハードボトムの隙間を撃ち、ボトムバンピングして探っていて一度回収しようと巻き上げていると、何も反応がなくティップに重みが乗りました。「海藻?なんだろ?」と回収していると姿を見せたのは良型のクロソイ。
「ちょっとはやる気出してくれよぉ~!」と心の中で思いつつ、ランディング間際で根に潜ろうとする以外は本当にサイレントな個体でした。サイズは測ってはいませんが1尾目と同等のサイズ感。35cm~36cmはありそうな個体でした。