季節は夏となり、こちら東海地区では日に日に気温が上昇。さらにクロダイの食い気も上昇と行きたいところです。そんな中、ホームグラウンドの木曽川下流エリアに行ってきました。結果は40cm越えの良型3枚をキャッチ、アタリが頻発する地合もありいよいよ盛期到来を感じさせる釣行となりました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・かにおけ)
木曽川の消波ブロック帯へ
6月6日、潮回りは大潮。上げ潮で流れが遡るこの状況で入る前打ち釣りポイントはいつも決めています。この日は既に先行の常連さんの姿があったので、しばらく様子を見た後挨拶をして近くに入らせてもらいました。
消波ブロックにはおびただしいフナムシの群れ。慣れないとキモいですが、これも盛期の証。近づくと彼等はサーッと逃げていくので気にせず挑みます。
前打ち釣りのタックル
基本タックルは前回と同じく竿は黒鯛工房の戦竿前打ち43/53H、ドラグ付きタイコリールに道糸は3号です。ハリスは沈みブロックを考慮して2号と太くし、針はエサの岩カニが小さめなので1サイズ落とした前打ちチヌ2号を使用します。
開始10分でヒット
顔を覗かせたブロックの先、それもなるべく流れの緩いポイントを見定め打っていきます。
周囲は活気あふれる大潮の流れ、長年の勘が働き釣れそうな予感がします。期待が高まること10分、落ちていく途中で何やら触ったような感触?穂先は動いてないけど、もしやと思い軽く聞いてみるとグッ、グッとこれは明らかに本命!
43cmクロダイ登場
戦闘開始!ものすごい力!ブロックに突っ込んでいくのを竿のハードアクションに物をいわせ、必死にためる。2度3度と突っ込まれ徐々に浮いてきたいぶし銀。でかい、バラしたくない、限界まで竿を曲げ、寄せ、慎重にタモいれ…成功、獲った!達成感で思わず力が抜け、ほっと一息。
測ってみたら43cmのクロダイ。まずまずの良型キャッチで幸先の良いスタートです。それからしばらく釣り進むと先ほどの常連さんに出会ったので、話を聞いてみると何と51cm年なしをあげたそう。やはり状況はよさそうです。