古来より人気の紀州釣り(団子釣り)、チヌ落とし込み釣り、かかりつり等々、手軽にかつ本格的に狙える釣りターゲットのチヌ!これからチヌ釣りを始める方に向けて、主に波止でのチヌフカセ釣りについて紹介していきます。夏場がベストシーズンなので、入門好機です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)
エサの選び方
刺しエサは、生オキアミ、加工オキアミ、コーン缶詰、練エサくらいで充分である。生オキアミより加工オキアミの方がエサ持ちが良いので、この季節なら加工オキアミからスタートして、エサが取られるならコーンや練エサに変便。コーンも2粒で駄目なら3粒、4粒と増やしてゆく。針もサイズアップすればより粒数を増やせる。練りエサも1円玉サイズ~500円玉サイズなど様々な大きさを試す。
まきエサ
まきエサは私はヒロキュー『俺のチヌ』『生さなぎ黒鯛』『底攻めズドン』をオススメする。3者共、シャク離れが良く遠投が効き扱い易い。
『俺のチヌ』のみ含有物が少なく、コーンや押麦等々自分好みの追加物を入れる仕様となっている。どれも袋裏面に記載されている通りに仕上げれば間違いないので、初めての方に大変便利だし極めて簡単だ。
釣り方
最後に釣り方だが、先ずは釣り場の水深を計測する。夏場と云えどもチヌ釣りはベタ底狙いが基本。潮流、風等々で丁度底スレスレにエサが配置される様に設定する。ポイントの水深にも寄るが、水深より半ヒロ程深くウキ下を調整して釣りを開始する。
エサは動けば動く程、エサ取りのエサ食になる。エサ持ちが悪ければ更にタナを深くする。夏場はエサが残るタナをまずは見つける事が重要だ。水深より半ヒロ深く取ってもエサ取りにヤラレる用なら更に半ヒロ深くするイメージだ。
チヌが寄ったサイン
刺しエサをオキアミで瞬殺でコーン3粒に変えても瞬殺。コーンを4粒に増やしたらちょっとコーンが針に残った。暫く続けているとコーンが取られなくなったのでオキアミに変えたがオキアミも針に残った。そんな時はチヌが近くに寄り、小型のエサ取りが散ったサインだ。
今迄はエサ取りにヤラレルので刺しエサは動かさない様に努力していたが、こんな時はちょっと誘って刺しエサを動かしてみよう。一発でウキが力強くアタリを示し、チヌがヒットするかもしれない。気長に撒きエサを絶やさずウキ下を底中心に微調整すれば必ずチヌはヒットします!
<秦厚治朗/TSURINEWSライター>