日本のルアーゲームとともに歩み、豊富な技術的ノウハウを持つオリムピック。同社のエギングロッドの看板モデルであり、愛用者も多いCalamaretti PROTOTYPE(カラマレッティプロトタイプ)が、6年振りに大きな進化を遂げリリースされた。実釣インプレ含めて紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:オリムピック)
気になる実釣インプレ
今回、実釣に使用したモデルは24GCALPS-832ML。秋イカ~春イカに幅広く対応するバーサタイルロッドになります。
まず、持った感想としては、「軽い」この一言です、自重が79g(カタログスペック)、テスト時のリールが155gと、ライン込みで総重量が約240g程度と数年前では信じられない重量となっています。1日中しゃくり続けるエギングでは軽量化は大きなアドバンテージになる事間違いありません!。
ビシッと決まる気持ちの良いキャストフィール、しゃくり後の収束の速さや大型アオリイカの引きをしっかり受け止めるベリーおよびバットセクションなど、どの点を取っても納得いただける製品になっております。
なお、百聞は一見に如かずということで、そのシャープな操作性をこちらの動画でも紹介しています。ぜひご覧になってください。
究極の軽さが生む究極の感度
最後に、記事の序盤で私自身も偉そうだなと思いましたがあえて、「軽さを突き詰めた結果、たどり着いたのは圧倒的な感度でした」と記しました。
軽いロッドはイカのアタリをより手元に伝えてくれます。同じ力で異なる重量の物体を押したとき、より軽い方が大きくリアクションしてくれますよね?。
それだけでなく、軽く感度の良いロッドは水中のエギの状況を手元に伝える事ができます。藻に乗った感覚や潮の強弱など水中から得られる情報は非常に重要です。
ここぞという潮を手のひら感じることができる感度を持つこのロッドは、エギンガーの皆様の唯一無二の相棒になってくれるでしょう。
<前神僚一/株式会社オリムピック>