日々釣りを楽しむ中で、「もしも遠く離れた地域で、この釣りをしたらどんな魚が釣れるのだろう?」と想像してワクワクしたことはありませんか?今回は8月の北海道が舞台。北海道の海は高水温期で夏枯れと表現され、釣果の厳しい時期ですが、本土最北の地、宗谷岬周辺でアジングをすると何が釣れるのか検証してきました!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)
北海道稚内市までの釣り旅を楽しむ
九州は福岡県在住の私ですが北海道には縁があって、年に一度は飛行機で北海道を訪れます。今では荷造りも上達し下の写真のような荷造りで旅をしています。
機内ではどのような旅になるのか、していくのか、を考えながらワクワクしながら過ごします。
新千歳空港に到着して、レンタカーを借り、車で稚内市を目指して約6時間の移動です。車で走っているだけでも絵になるのが北海道ですよね!
少し疲れたら、時折道沿いに農家のトウモロコシや牧場のアイスが売っています。これが最高に美味しくて疲れがとれるんです☆ぜひ見つけた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
宗谷岬周辺でアジングに挑戦
ようやく釣りを開始できたのは、深夜。夏場は魚影が薄くなってしまう北海道。どうせ行くならと北海道最北稚内市は宗谷岬周辺の漁港に到着しました!
「こんな場所で釣りができることだけで幸せ。」とすでに満足している私でしたが、早速実釣です。タックルは以下のように普段使っているアジングタックルを使用しました。
まずは漁港内を眺めてポイントを探します。すると湾奥の水面が時折パシャッ!パシャッ!と音を鳴らしていました。魚が何かを捕食しているようです。
しかし、表層中層でアクションやリトリーブをしてもなかなか反応がありません。そこでワームを変えるとヒット!
キャッチした瞬間は何かよくわかりませんでしたが、調べてみると正体はウグイでした。
ワームが合っていたのかその後アベレージ20cmが入れ食いでした。最大40cm程度をかけるもラインブレイクでキャッチできず……。その後、ウグイに飽きてきたので、潮通しのよい船道あたりに移動しました。スプール交換をしてラインをエステルからPE0.3に上げています。中層位をフワフワさせていると明らかに大型の魚がヒット!
北海道のロックフィッシュ代表魚の一種クロソイです。今回釣りたかった魚の一つで、個人的には満足のいくサイズに大喜びでした。ワームは小魚やエビを模したものなど、どのようなワームでも反応があり5匹くらいキャッチすることができました。
そして、北海道といえばこの魚、ガヤメバル(エゾメバル)
ガヤガヤたくさん釣れるからガヤと呼ばれています。ですが、この時期、この地域だからか1匹釣れたのみでした!満足感と体力の限界を感じたため宿に帰ることとしました。
釣り旅の魅力
釣り旅はポイントも仕掛けもイマイチわからず、手探りで釣果を出すことが難しくなります。わからなくて、難しいからこそ釣れた喜びは最高というものでした。
皆さんも釣り旅に出掛けてワクワクの答え合わせをしてみてはいかがでしょうか?
<ヨウスケ/TSURINEWSライター>
宗谷岬