昨年「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」に入会。何度か天候不良で中止になったものの、遂に2月24日(土)に「ヤマハマリーナ沼津」から本格的なプレジャーボートでの釣りデビューを果たすことができた。至れり尽くせりの施設やボートと親切なスタッフに大感激だったのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
我入道へポイント移動
13時40分頃、我入道へと大きくポイントを移動することを決断。普段手漕ぎボート等で釣りをしているホームグラウンドなので自信があるポイントだ。
早速水深45m位の砂地のポイントで開始。しばらくすると妻の様子がおかしい……。どうやらボートのプロペラにラインを絡めてしまったようだ。クラブハウスに電話してラインを切断した。彼女はその後も手前マツリを連発して戦意喪失で終了。残り時間も僅かになり筆者は「これで最後にする」と言って仕掛けを投入すると今度もタナを取り直した直後にヒット。確かな手ごたえに「メークドラマか!?」とニヤニヤと魚が浮いてくるのを2人で待っていたが、上がってきたのは仕掛けのみ。バラシ……。14時40分に納竿にした。
当日の釣果
筆者:イトヨリダイ1匹(28cm)、カサゴ1匹(18cm)
妻:ベラ1匹(20cm)
無線で帰港の連絡
クラブハウスに無線で連絡して給油桟橋に着岸。
妻は桟橋に渡る時にロッドキーパーのクランプを蹴り落としてしまい、クランプは海底へ。水深があることから髙田さんが長いタモで取ろうとしても小さいので掬えず……。
カメラがない!
車に戻り首に吊るしているカメラを仕舞おうと思った瞬間、頭が真っ白になった。ストラップにカメラが付いていない!クランプのように桟橋とボートの間に落としたのではないかと、桟橋に戻り水中を覗いても見つからず……。ボートに戻りイケスの中も含めた船内を探したり、敷地に落ちていないかとありとあらゆる場所を探したが見つからず。
そのことを釣りの後、船体の傷の確認を一緒にしたスタッフの土屋さんに報告。最後にもう一度海に落ちていないか探しに行くと、土屋さんが桟橋付近にいた髙田さんに報告してくれていた。心配した髙田さんが海を覗くと、なんとすぐに「ある!ある!」とタモを手にして「クランプより大きいから取れるかも」と言って掬い取ってくれた!
何度か同じ場所を妻と2人で覗いたが全く見つからなかっただけに、髙田さんの目の良さに凄く驚いたのと、まるで自分のことのように心配してくれたお二方には感謝の気持ちで一杯となった。ちなみに水深5m位?の所に30分近く沈んでいた訳だがカメラ、データ共に無事で、信頼できる物を購入しておいて良かったとつくづく感じた。
アフターフィッシング
当日は、クラブハウスで仕出し弁当(600円)を注文しておいた。妻の実家に帰ってから夜食べたが、評判通り、味・ボリュームともに大満足。
また当日は、釣ったイトヨリも刺身で食べたが、絶品だった。
まとめ
敷居が高いと思っていたプレジャーボートでの釣りだったが、親切なご指導のお陰で無事にデビューを果たすことができ、大満足な一日を過ごすことができた!
当日お世話になった「ヤマハマリーナ沼津」のスタッフの方々には改めて感謝申し上げたい。これからもいろいろなターゲットを狙っていきたいと考えている。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>