学問の神様、料理の神様、スポーツの神様など、拝みたい神様は人それぞれ。特に我々クロダイ師にとってはこちらが総本山ではないでしょうか。大阪のフィッシングショーを見学した翌日の2月5日、泉南市の茅渟神社へお参りしてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・かにおけ)
チヌの豊漁をお願い
先行してお参りされていた地元の方と挨拶を交わした後、まずは手水舎で作法にならって両手を清めます。鳥居をくぐり、まっすぐ拝殿へ。
3日に行われたの節分祭の後ということに加え平日の午前中とあって周りは全く静か、荘厳さを感じます。
お願いすることといえば言うまでもなくチヌの豊漁!今年もより良型を、より多い枚数を安全第一の上で挑みたいと思います。それと忘れちゃならない家内安全。家族の理解あっての日々の釣りですからね。
境内には摂社として女性の神様の市杵島神社、伊勢神宮の遥拝所があり、こちらにもお参りをします。
静かで荘厳な空間
一通り見て回った後、境内の真ん中に立ちしばしの瞑想。神社全体が釣師を守ってくれている、そんな不思議な感覚を覚えます。静かで荘厳な雰囲気の中、このまま1日いても安心できる空間にいる気持ちです。
話を聞いてみる
このまま黙って帰るのも惜しいと思い、神社の方の話を聞いてみることに。社務所のインターホンを鳴らすと、しばらくして女性の方が窓を開けて対応してくれました。
物腰柔らかく親切な対応にほっこり。大阪市内からも距離があるにも関わらず釣り好きの方がよく来られること、魚が釣れた話をすると皆さん子供のように無邪気になることを笑いながら語ってくださり、今の私もそうなのかなと少し照れくさくもなりながら話が弾みます。
お守りをゲット
窓越しのカウンターの上にはお守りがズラリ。釣りの安全から交通安全、縁結びまでいろいろあります。
選び迷ったあげくチヌの形をしたキーホルダー型のお守りを自分用と釣友の分も購入。
さらに隣に置いてあった絵馬も気になり、願いを書いて飾らせてもらいました。
今回はできませんでしたが、釣竿で釣り上げる“ちぬみくじ”なるものも用意があればチャレンジしてみると面白いです。
参拝を終え、気分がすっきりしたところで改めて釣りは安全第一、マナーを守って楽しくを実感する良い機会となりました。
大阪府泉南市、茅渟神社。そこは釣師のための癒しの空間でした。
<かにおけ/TSURINEWSライター>
茅渟神社