淡水小物釣りで釣った魚を釣り場で小型水槽に入れて楽しむのもいいですが、持ち帰って自宅で飼育してみてはいかがでしょう。観察をすれば、釣りのスキルアップにもつながります。今回は、小型淡水魚の飼育入門について解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター夏野)
魚を入れた後のメンテナンス
小型水槽で3匹程度の飼育環境であれば、水換えは月に1回程度、1/3から半分位の水を入れ替えてやると良いでしょう。水替えの際は専用のポンプを使うと水底に沈殿した食べ残しの餌やフンも取る事ができます。水替えと掃除を兼ねられるのでお薦めです。餌は大きく分けて水面に浮くタイプと水底に沈むタイプがあり、飼育する魚に合わせて用意します。どちらが良いかわからない場合は少量詰め合わせになった餌セットがありますので試してみると良いでしょう。
私が飼育している10cm以下の小魚だと口が小さいので粉末状になった餌が食べやすいようです。冬の間は3日に1回程度餌を与えています。活発に活動する夏場は毎日大量に食べてくれますが、冬は採餌活動もそこまで活発ではありません。その為、あまり餌やりの頻度が高いと食べ残しが多くなり、結果的に水替えや掃除の頻度が増えてしまいます。
慣れたらより大きな水槽へステップアップ!
飼育に慣れてきたら大きな水槽で魚種を増して行きましょう。さらに多くの岩や流木を配置したり、水草を植えたりすれば鑑賞もより楽しくなります。LEDライトをつけてアクアリウム水槽の様に楽しむのも良いですね。
また河川や湖沼の淡水魚は比較的丈夫で飼育することもそこまで難しくありません。お子様でもある程度世話が可能ですので、家族で「自宅の小さな水族館!」の様な楽しみ方も出来ます。釣りの楽しみの一つとしての釣魚飼育、是非楽しんでみてください。
<夏野/TSURINEWSライター>