1月26日、勝山公園水上ステージで救命ボート2艇の寄贈式と実際にボートを使用した水難救助デモンストレーションがおこなわれた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 防野)
救助のデモンストレーション
その後、寄贈されたボートを使用したデモンストレーションがおこなわれた。
実際に救助隊メンバーが要救助者役として川に入り、ボートで救出する様子を再現。
ボートは取り外し可能なサイドフロートという空気が入ったチューブを搭載し、より安定した走りで要救助者に向かう。要救助者に近づくと、サイドフロートを取り外して救助用フロートとして要救助者に渡した。
要救助者を無事救出
要救助者は浮力を得たおかげで落ち着いて救助を待機できる。そして隊員は、迅速にボートの横から要救助者を無事救出。その際もボートの安定感には驚かされた。
デモンストレーションとはいうものの、救助開始から完了までの緊迫感と迫力を感じられたのは、貴重な体験だった。
災害が起こらないことを願いたいが、そうとも言い切れない昨今。もしものときには、寄贈された2艇の活躍で、1人でも多くの命が救われることを祈るばかりである。
<防野/TSURINEWS編集部>