1月中旬、玄界灘へヒラマサを狙いに遊漁船クルーズにてキャスティングに行ってきた。シイラがベイトになっていると聞いていたので大型ルアーに対応したタックルと18cmぐらいのルアーが使いやすいタックルを準備した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・大須賀陽士)
遊漁船クルーズでヒラマサ狙い
ポイント到着後、まずは20cmのルアー(ブルーフィッシュ100)をキャスト。私にはバイトがなかったものの同船者にバイトがあった。
同じタイプの自分よりも大きなルアーでのバイトだったので、次の流しでは25cm超えのルアーをキャストすることにした。
しかし、この日の海況にはルアーが合っていなかったようで引きにくかったので、次の流しでは元のルアーに戻して釣りを再開することにした。
少しずつ同船者に魚のバイトもあり、ルアーサイズやアクションのパターンが見えてきた。
アクションはサンマパターン
そして、ダツかサンマのような小型のベイトが跳ねているのが確認できたので17cmのルアー(ブルーフィッシュ60)に変更してみたところ、私にもヒットがあった。が、途中でフックアウト。食い方からしてサンマパターンのようだったので、アクションに注意しつつルアーを引くようにした。
また、釣座のローテーションをしていたのだが、ミヨシとトモでルアーを引いている時のバイトが多く、そのほかの釣座ではバイトが少ない状況だった。
風が強く、船の流れるスピードが速かったので船に対して90度の場所では速く巻かないとルアーが動いてくれないようで、斜めに投げられる釣座でバイトが多い状況となったのだろう。
また、波も高かったのでルアーが水に絡みやすいようにフロントのリングのサイズを少し大きくしてルアーがダイブしやすくした。
待望のヒットは9kgクラス
アタリも減ってきたので船長が大きくポイント移動したところでの1流し目で同船者にヒット。そして、前半のつかんだパターンを意識してルアーを引いてみたところ、次の流しでは私にもヒット!フックアウトに注意しながら、やり取りしてみたところ、上がってきたのは9kgクラスのヒラマサだった。同タイミングでヒットした人は11kgオーバーのヒラマサだった。
次の流しでも私は8kgクラスのヒラマサを釣ることができ、その後は何度かバイトがあったが、追加キャッチにはならず。風波ともに強くなってきたところで納竿となった。
今回、パターンをつかむのに少々時間がかかってしまったので、大型のバイトがあったタイミングでキャッチすることができず、悔しい釣行となった。
しかし、最後にはとりあえず本命のヒラマサものにすることができたので良かったと思える釣行だった。
<週刊つりニュース西部版APC・大須賀陽士/TSURINEWS編>
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