1月11日、午後の満潮8時31分を境に上げ潮、下げ潮の両方を狙って山口県・周防大島に釣行してみた。今回はプログレチーム広島のオフィシャルスタッフ土岡和成くん、藤岡海斗くん、網本駿くんの3人に私も同行させてもらった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)
周防大島でライトロックゲーム釣行
ターゲットは産卵前後で食いの立ったメバル・アラカブ・ソイなどの根魚である。それにしても常夜灯のある周辺はどこも先行者で満員御礼となって釣座がない状態だ。無理してトラブルよりもここはほかを当たる方が好ましい。
船越、片添、由良、外入、佐連などをドライブしたが、取りあえず潮も下げに入ってきたので由良周りの風の当たらない波止場でロッドを振ることにした。藤井くんは、ジグヘッドのバグバレット スレアジー1.2gにワームはアジミルク ストリーマーを選択。土岡くんはバグバレット サーチ1.5gにアジミルク スクイッド。網本くんはバグバレット いなづまダート1gにアジミルク バチ(ケイムラ青ラメ)をセットした。
私はボトムをしっかりキープさせるため、エコギアジグヘッド1/8oz(3.5g)に、エコギアアクア熟成活メバル2inch(ピンクアミエビ)で大型にアピールする。
尺級アラカブ登場
潮位は2.3mあったので、やや深場にキャストし、ゆっくりリーリングしながらアタリを聞いていると、ティップに強烈なアタリがでた。ひと呼吸おいて手首を返す程度のアワセをすると、重量感のある引きが愛用のロッドに乗り大きく弧を描いた。
ガッチリとフッキングした魚は引きも強烈で緩めにしていたドラグが逆転し始めたので、すぐに締め直した。海面でひと暴れした魚を強めのブランクスで抜き上げたところ29.5cmの良型アラカブだった。
これを見ていた土岡くんがすかさずポイントへキャスト。「コイツ、結構、引く」と言って抜き上げたのは25cmの抱卵したメバル。波止場の外側を粘り強く攻めていた藤井くんは25cmの良型アジを釣り上げた。
ワンキャスト・ワンヒット状態
何とか規定サイズをクリアした3人はカップ麺を食べながら網本くんに期待を寄せる。アタリはワンキャスト・ワンヒット、しかし、メバルにしてもアラカブにしても20cm前後とキーパーサイズに届かない。
網本くんは2gのジグヘッドに交換してワームは熟成アクア活メバルSTグラブ2inchを使用し、フルキャスト。
すると、答えがすぐに帰ってきた。引きもそこそこに楽しみながら抜き上げたのは25cmのアラカブだった。
根掛かりを恐れずに少々強めのタックルで勝負することが良型に出会う確率も高いようだ。
<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>
周防大島