釣具店に足を運ぶと、実に様々な釣り道具が各メーカーから販売されている。一昔前の釣具に比べて性能・コスパは明らかに良くなっており、実に魅力的な品ばかりだ。今回は、そんな数多くの釣具の中から、釣り歴約30年の著者が「これは良い!」と感じた道具を紹介しよう。選定条件は、「ストレスなく使用できる」「あると便利/似た道具に比べて優れている」「紛失・破損した時に再度購入したくなる」「コスパが良い」の4点だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
ガスストーブセット
最後に紹介したいのが、釣り場でのゴハンタイムが華やかになるガスストーブセットだ。こちらはキャンプ用品のため、アウトドアショップに行けばすぐに入手できる。
必要な物は3点
釣りに持っていくのは最低限の装備でOK。揃えたいのは、(1)ガスストーブ本体(2)OD缶と呼ばれるガス缶(3)お湯を沸かすヤカン(アウトドアケトル)、以上3点だ。たったこれだけで即お湯を沸かすことが出来るので、釣り場で美味しいカップ麺が食べられる。また、中には通常タイプのガス缶を使用できるガスストーブもあるので、用途に合わせて選んでみてほしい。
体が温まる
著者は冬でもメバルを狙って夜釣りに行く。また、解禁直後の渓流の気温は大抵氷点下のため極寒だ。こんな時、休憩時間や釣り終わりに温かい食べ物を食べると、体を温めることが出来て一石二鳥だ。
食事が豪華に
アルミ鍋タイプの冷凍鍋焼きうどんなら、やかん・水すらも必要ないので非常に手軽。ここに米(オニギリでも可)・ノリ・ネギ・卵・切り餅などをトッピングや〆用に持参すると、食事が大変豪華なものになる。ケトルや水も持参可能であれば、食後はお湯を沸かしてコーヒーを楽しむのも良いだろう。
良い道具で釣りをもっと楽しく
著者は子供の頃から父の影響を受け、堤防・船・磯・離島遠征・渓流釣りと、実に様々な釣りを嗜んできた。その中で現在は渓流釣りと堤防釣り(カワハギ・タチウオ・メバル・キスなど)をメインとしているのだが、それぞれの釣りに特化した道具の他、どの釣りでも共通して持っていくのが、今回紹介した5つの道具だ。
これらはどの釣りを楽しむアングラーでも「便利だ」「良いな」と感じてもらえる、と自信を持って言える。是非一度手に取って、現地で使用してみてほしい。より釣りが快適になるはずだ。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>