1月11日(木)、2024年も淡水大魚釣りが熱い。いつもの埼玉県戸田市の荒川温排水へとハクレンを狙って釣行した。今回はタックル変更後のお試し釣りで6尾のハクレンを釣り上げることが出来た爆釣レポートをお届けする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
目次
荒川温排水エリアでハクレン釣り
埼玉県戸田市に位置する彩湖南部に位置する荒川温排水エリアだ。同地は彩湖の南部に位置しており上流にある荒川水循環センターで浄化された水が荒川に流れ込んでいるポイントで水温も高く常時釣人に人気のある釣場である。
水温が高く通年ハクレンも多魚種も狙えるので色んな楽しみ方も可能だが、私は基本的にハクレン狙いで釣行している。同地は海とつながっているので水位に変動があり潮の影響もあるので、釣行の際は潮位表を確認しよう。
タックル
竿はプロマリンブルーベイ4号にリールはダイワレブロス5000番を使い、ミチイトはデュエルカーボナイロン5号にキザクラチヌウキを通しサルカン止め、ハリスは同ライン段差2本針仕様でハリはオーナーばり伊勢尼14号、マッシュポテトをピンポン玉サイズに付けて準備完了。
※吸込み仕掛けや発砲材を使うと向こうアワセで狙いやすいこともあるが、繊細かつ豪快なアタリを堪能したく今回ははじめてチヌウキで実釣を楽しむことにした。また、竿を5.3mから3.6mへの軽量タックルチェンジすることで手返し重視の釣りへと変更して挑む。
朝9時から釣りスタート
温排水とはいえど早朝水温は高くはないため急いで出向く必要はない。理想的には10時以降から16時頃までがオススメである。よってのんびりと到着して9時すぎから竿だしできれば問題なし。
予定通り9時から竿だしであるが、開始早々からヤル気満々なハクレンがいるようだ。まずはオニューな磯竿4号3.6m竿での軽さといい、チヌウキの具合をみながらエサ落ち調整だ。マッシュ単品で使用するためマッシュ4に対して水2.5の割合でエサ作りし本日も2袋使い切る予定だ。
開始早々に78cmハクレン
そしてエサうち開始であるがわりと水面が騒がしく2投目で「すぐ近くに居る感……」がする。そして4投目に特有のツンアタリに反応できた瞬間、竿が満月に!コレだコレ!コレが楽しくてハクレンと対峙するのだ。
サイズはレギュラー以下の78cmだったが早くも本命手中できてとても嬉しい。
アタリが遠くなる
その後はしばらく反応なしも大潮の下げいっぱいまで1時間弱。干潮ごろは私的に意外と釣れるジンクスがある。そこは期待しつつもエサうち継続していきアタリ3回ほど掛けられずにいるが、タックルチェンジとチヌウキの使用感は間違いなしと実釣交えて確認が出来たことに満足感。
時合到来でハクレン連発
その後15分、もう1回アワセ損ねてしまうが干潮時になると豪快に沈む1発がHITしてくれ今度はサイズUP間違いなしのやりとりだ。4号磯竿はなんなく楽しませてくれ安心感に破壊される心配がないチヌウキと安定した釣りで2尾目を御用だ。2尾目は87cmとレギュラーサイズではあるもののサイズUPで気分も上々だ。
そしてすぐに今度はゆっくりとウキが沈んでいく。アワセをくれてやると本命が掛かり初速ガンガンにドラグが鳴らされる。今度はメーターか?と思わせてくれるような重量感。3尾目釣れたのは92cmのおデブちゃんで干潮時での垂直上げの取込みはなかなか応えた。笑
96cmとサイズアップ
3尾目の写真撮影やリリースに少し時間をとられたが、高活性チャンスタイムはまだまだ継続中だ。そして数頭目であのアタリに反応できた瞬間これまた本命が掛かる。見た目は90cmクラス以上の頭の大きさであり期待感。だけど少しレングス……短いかな?と思いつつ強烈な引きを味わい危なげなく御用だ。
そして期待感な検量タイムでレングス計測すると96cmと惜しい。なんとなく本日最大サイズかと思い本日初抱っこして撮影だ。粘液付着も気にせず感謝してリリースしてから水面をみていると休憩時のようなので休むことに。
ビッグヒットはバラシ
しばらくアタリも遠のいてしまうがまだまだ釣れるだろう。なんて寄せを繰り返しているといきなり沈んで掛かった。5尾目のハクレンがジャンプして姿を現してくれこちらはレギュラーサイズだ。さらに私の一途な寄せが効いたのだろうチャンスタイムが再度やってきたようだ。本命らしきアタリを逃すこと3回……次投に集中していると掛かった巨大魚。いきなり竿を抑え込まれる引きに数秒間耐えるがドラグを緩める間もなくラインブレイク……。なんだアレは、、、と思えるほどの強さだった。
何者かは分からないがとんでもない引きであった。だがヤラレたままでは帰れないので仕掛けを修復して挑む。時刻は14時32分とコレから激熱だというのにエサがなくなる寸前である。
せめてラストに1尾と……願い集中して残り3投くらいしかないがそこは今日の空気を裏切らないハクレンが釣れた。
大満足の6尾で納竿
強烈な引きを堪能しつつも先程のラインブレイクで消沈したメンタルをこのハクレンが癒してくれた。
今日の目的はそもそもタックルチェンジがどう左右するかが私の1番の目的だったが、むしろタックル的に今後はこれで良いかなという感じとなった。しかしながらノサレた私はまだまだひよこであるが今後も淡水大魚釣りに挑みたいと思う。
ハクレン釣りお役立ちポイント3選
実釣交えて体感したポイントをお伝えしよう。
短竿で負担軽減
エサうち手返し重要な釣りであると認識しているこの釣りはタックル重量あるとそれだけアームに負担が掛かるのである。軽量化して挑んだだけに負担も軽く手返しに限っては疲れもなく感触は良い。
チヌウキが好適
ヘラウキは壊される確率が高くウキを自作する時間がとれない私は以前堤防で使用していたチヌウキを導入した。繊細さも耐久性も問題ないためこれから毎度お世話になりそうだ。
マッシュ2袋使用でもペース配分は必要
今回もハイペースで2袋使い切ったが意外とエサが足りないと感じた。大物にあうためには『運』なのだが見えないサカナを釣るのだから、釣れたサカナの数も必要だ。ハイペース手返しも寄せには有効だがエサ持ちを考慮したペースが必要であると感じた。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
荒川温排水