沖堤防エサ釣り師の釣り飯事情 釣り場にご飯は持ち込まない理由とは?

沖堤防エサ釣り師の釣り飯事情 釣り場にご飯は持ち込まない理由とは?

私(筆者)は「動けるデブ」を自認する食いしん坊である。ところが、釣り場では休憩がてら小腹を満たそうという発想は全く無く、「釣り場に飯は持ち込まない、ご飯タイムは釣行の前と後」と決めている。今回の投稿では、私の釣行時の行きつけの店など、ご飯タイムの一端を綴らせていただきたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

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伴野慶幸

へっぽこ釣り師の伴野慶幸です。尼崎~垂水間の渡船利用の沖堤防 がメインフィールドです。

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泉南の釣行後は天ぷらの船盛り?

泉佐野一文字やとっとパーク小島といった泉南の釣行後によく訪れるのは、「泉佐野漁港青空市場」。泉佐野漁港で水揚げされたばかりの多種多様な魚介類が昼2時以降に店頭に並ぶ漁港直結の強みを最大限に生かした買い物スポットだが、昼食スポットとしても魅力的である。

2階には定食屋、1階には海鮮丼が名物の店が入居しているが、私の昼食でのお好みはテイクアウトの天ぷら専門店。タイミングが合えば地場の魚を素材に使って揚げたてを食べさせてくれる。

ご飯は無くても天ぷらだけでも十分に舌とお腹は満たされる。船盛りで売っているので、量が多いと感じたらグループやファミリーで分けて食べるとよいだろう。

沖堤防エサ釣り師の釣り飯事情 釣り場にご飯は持ち込まない理由とは?天ぷらをテイクアウト(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

神戸元町高架下の伝説グルメ

最後に書き残しておきたいのが、現在は渡船禁止となっている神戸港・須磨・垂水の沖防波堤の釣行の帰り道に立ち寄っていた昼食スポット「丸玉食堂」。JR元町駅高架下に入居し店を構えていた台湾料理店で、幅広い層を魅了した有名店だった。

有名店と言っても、店構えや店内は美創という言葉とは全く無縁の薄暗く、衛生管理のボーダーラインの極極(?)の状態で営業していた、知らない人から見たら場末感漂う怪しい店ではあった。しかし、料理は何を食べても美味しいという、ハマったら抜け出せない魅力を備えていた。

名物の筆頭格はローメン(卵あんかけ焼きそば)であったが、私は肉がホロホロになるまで煮込まれた豚足と、平麺の焼きそば、豚レバーの八宝菜などが好みだった。

神戸港ほかの沖防波堤への渡船が禁止になったのが2022年1月、丸玉食堂が高架下耐震工事を契機に閉店したのが2022年6月。何の因果か運命のいたずらなのか、奇しくも同じ年に、丸玉食堂は今となっては叶わぬ夢、神戸元町高架下の伝説グルメとなってしまった。

沖堤防エサ釣り師の釣り飯事情 釣り場にご飯は持ち込まない理由とは?もう行けないがとても美味しいお店だった(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>