12/6(水)、筆者のホーム「清水港」でフカセ釣りをしてきました。季節外れの暖かさが続く今冬ですが、ようやく水温が下がり始め、冬のクロダイ釣りシーズン開幕が迫ります。釣行当日は暖かい昼間から夕方までの4時間釣行です。天気は快晴で風もなく穏やかな絶好の釣り日和に。当初は早朝からの釣行予定でしたが、放射冷却で冷え込むため敢えて回避。十分に暖かくなった時間を狙い釣行しました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)
40cm超えのアイゴをキャッチ
4枚目をキャッチした後はしばらく静かな時間が流れます。さしエサにコーンを使ってみたところ、突然強烈な引きの魚がヒットしました。引きの様子がおかしくクロダイではなさそうです。
クロダイよりも鋭くしつこい突っ込みを見せることからアイゴと判明。やり取りの末タモに収まったのは40cmを超える大きなアイゴ。ヒレの棘に毒があるため針を外す際は要注意です。
良型の本命が釣れる
日が傾き始めたタイミングで5枚目となるクロダイがヒット。オキアミを続けて反応がなく、目先を変えるためコーンにしたのが正解でした。この魚も40cm程度ですが傷がなく肉厚で美しい魚です。
このクロダイを最後に本命からの反応は無くなってしまいましたが、最後に嬉しいゲストのアジが回遊し美味しいお土産を確保。すぐに居なくなってしまいましたが、23cmの食べ頃サイズで美味しそうです。
冬至が近づき暗くなるのが早い時期、16時過ぎには夕暮れの空が広がります。暗くなると急激に冷え込みが強くなるため早めに納竿しました。
最終釣果
最終釣果は本命のクロダイ5匹にアイゴ1匹、お土産のアジ2匹でした。小さなクロダイとアイゴは即リリースしましたが、キープしていた4匹のチヌはどれも丸々して美味しそうです。
1年の中でも特に美味しい季節で、どの魚も内臓脂肪をたっぷり蓄えています。マダイの食味に肉薄、それ以上の魚もいるので、普段クロダイをリリースしている人も冬のクロダイを食べてみてはいかがでしょうか。
昼から夕方の短い時間ではありましたが、5枚の本命をキャッチできて満足です。2回のバラシはどちらも早合わせが原因で、焦らず飲ませるつもりで遅アワセをしていればキャッチできた魚でした。
これから水温がさらに下がり、冬のクロダイシーズンが本格化します。難しい季節でもありますが、清水港ではフカセ釣りからカセのダンゴ釣りとクロダイ釣りアングラーで賑わいます。前回の冬が不調だった分、今冬は復調に期待です。
<杉本隼一/TSURINEWSライター>
清水港