季節は秋から冬へとかわり、気温とともに水温が徐々に下がりだした。12月は、待ちに待った寒グレシーズンの開幕となる。秋グレシーズンは水温が高いため、コッパグレやエサ取りなどがじゃまをして、良型グレはなかなか釣れない。しかし、グレの適水温となる12月は、エサ取りが減り、良型のグレが狙える時期である。さらに12月は、グレに脂が乗りだし、食べてもおいしい季節である。釣ってもよし、食べてもよしで、どちらも楽しめる。今回は、初冬のグレ釣りについて解説したいと思う。
寒グレ料理
最後にグレの食べ方について。グレは、白身で様々な料理に合うが、やはり刺し身がおいしい。
3枚に下ろした後、身を一晩寝かせて軽く熟成させる。そうすることにより、甘みが増しておいしくなる。グレしゃぶもお勧めで、皮付きの身をさっと鍋にくぐらせて食べると絶品だ。
寒グレ釣りまとめ
待ちに待った寒グレシーズンがいよいよ開幕する。この稿のことを釣行の際は意識し、狙ってもらいたい。
今後、水温低下とともにグレの釣果も各地で出だすため、小まめに釣果情報はチェックしておこう。グレへの一番の近道は、「釣れているときに、釣れている場所へ行く」ということ。
今回説明した基本動作、注意点を意識し、釣ってよし、食べてよしの魅力いっぱいのグレ釣りにチャレンジしてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース関西版 小橋勇飛/TSURINEWS編>