TSURINEWSをご覧の皆さまこんにちは!ライターのヨウスケです。北に南に釣り旅を楽しむ私には、子供のころから一つの小さな夢がありました。それはサケを釣って「両親にイクラを食べさせること」です。2023年秋。今回の釣り旅ではそんな夢を叶えるため、九州から約2000キロ離れたサケ(アキアジ)の聖地、北海道は利尻島に4泊5日の釣り旅に行った記録をお話します!旅は丸ごと、ということで最後に旅の費用もご紹介いたします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター:ヨスウケ)
4日目:念願のメスのサケを手中
本日は朝マズメからスタートです。鮭釣りにもしっかりとマズメがあるようです。雨が降ったり止んだりといったイマイチな天気です。釣り場には早くもウキルアーやフカセ釣りでサケを狙うアングラ―さんが数名いました。
素人の私は遠慮して少し離れて釣りをスタートします。前日のサケの反応をみて試してみたい仕掛けがありました。それがコチラ。
ライトタックルにタコべーノーシンカー(餌付き)で、フワフワとサケの回遊ルートを流すという釣法です。すると数投目で、コツン!グッ!!と小さめのアタリ!それでもしっかりフッキングするとサケがヒット。時折ジャンプも見せてくれた魚は、60cmくらいのメスのサケでした。
お腹が膨れていたのできっとイクラが入っていると思いキープしました。その後は昼にサケを捌きに宿に戻ったりもしましたが、夜中まで釣りを続け、この仕掛けで2本、ウキルアーで1本釣れてしまいました。なかには80cm近いこんな一本も!
しかし、私には2本で十分ですから優しくリリースとしました。さて、キープしていた2本のサケは昼に宿の外で捌かせていただきました。
捌いていると中から念願のイクラが……!
本当に宝石みたいですね!身とイクラはネットで見た方法で漬け込み、容器に入れ、九州まで冷蔵で送ることとしました。大満足の4日目を終えました。
最終日:利尻島を観光
最終日は雨にくわえ、既に満足してしまった私は朝マズメを寝過ごし、利尻島の名所をゆっくりと観光しました。
そして再びフェリーで約90分、車で6時間かけて稚内市から新千歳空港に移動、飛行機で約2時間30分かけて福岡に戻ってきました。北海道の雄大な自然に小さな夢をかなえてもらい、出会った人も含め感謝の気持ちで終われる素敵な旅となりました。
自宅に帰り着いたころ、遠く離れた両親からラインが届き、驚きと感謝の言葉がつづられていました。
気になる費用は?
さて、素敵なことばかりでないのが旅の費用です。今回の旅は4泊5日で計画しました。大まかな、費用のまとめがコチラになります。
非常にかわいくない金額ですね。飛行機は各会社や予約の時期によって大きく異なりますが、大体4万円程度を目安にするといいかと思います。時間がない場合は、北海道内の別の空港まで飛行機で移動することもおすすめです。
その他にも、福岡へのイクラなど冷蔵での輸送費約5000円や、お土産代、空港での駐車場代など何かとお金がかかりました。とはいえ、お金以上の経験をすることができたとは感じています!
<ヨウスケ/TSURINEWSライター>
利尻島