今年、初めての釣りがまさかの9月になるほど荒んだ?生活を改め、高校の同級生・児玉と琵琶湖でバス釣りに行ってきました。10月23日は下見、11月11日は陸っぱりガイドの結果を紹介します。私にとって今年初バスを拝むことができ、児玉に釣果をもたらすことができたのか!?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宇佐美岳洋)
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釣友とのバスフィッシング釣行
私の参加している草野球チームは毎年、猛暑に勝てず、今年も9月のナイターから始動。高校野球部の集まる場であり、最近の雑談は、誰と会った?何にハマっとる?とか、高校の昔話です。
今回のバス釣りを共にしたのが、この草野球チームにいる児玉です。私が車のトランクに常時積んでいる釣り具を見かけたのが、一緒に釣りへ行くきっかけ。
児玉は私と同じように小学校でバス釣りを始めたものの、大学に入るまでほとんど行けていなかったとのこと。今は家族で釣りに行くことがあり、奥さんは食べられる魚を捌く包丁を買って、子どもたちも釣りが好きと言うから嬉しい限りです。
大江川と五三川ではボウズ
試合そっちのけで釣行日を決め、10月9日には岐阜県・大江川、五三川へ。冷たい雨の降る中、お互いボウズ。私は5つほどルアーをロストしても、児玉との意気投合した熱い思いは冷めることなく、琵琶湖でのリベンジを誓いました。
やはり魚影の濃い琵琶湖へ
琵琶湖での釣りを提案したのは私で、児玉にとっては10数年ぶりの琵琶湖になるとのこと。以前にも記事化した近江八幡エリアは、例年なら最盛期を迎えることから「とにかく1匹釣ろう!」を実現させるべく、しっかり下見を10月23日に行っています。
10月23日に下見へ
10月23日は16時過ぎから釣行を開始し、天気は晴れ。気温は20度もあり、日中の寒暖差が大きくなっていたことをよく覚えています。北寄りの風が1メートルほど。波は穏やかで、いつもの釣り方で十分勝負になるだろうと気楽に構えることができました。
国民休暇村周辺で釣り開始
桟橋からの釣りをメインに、足元に十分注意をしたうえで岸際の岩場からキャストも可能なポイントです。どちらの釣り方でもライフジャケットを着用し、朝夕マズメはヘッドライトなどの照明器具を使用して安全かつ快適に釣りを楽しんでください。
巻物で十分に数釣りが楽しめる
毎年、実績がある「メガバス・KARASHI」を無難にチョイスしましたが、小型のバスは追ってくるだけでバイトまで至らず、魚影も濃くはないことがわかる状況。しかし一発回答したルアーは長年、持ち歩いていただけの「ラッキークラフト・ベビーポッパー」!トップに出てくれました。
他のトップウォータープラグでの釣果はなく、バス3匹とギル1匹の釣果でフィニッシュ。日没直前から隣で釣っていた人は50cmジャストを上げたので、最高の事前情報を手に入れて帰路につきました。
隣の人は近江八幡在住とのことで、釣り場の近況を詳しく教えて頂き、この場を借りて感謝を申し上げます。国民休暇村周辺はやはり秋しか釣れないが、今回釣り上げたバスを含め、ほとんどがヘビキャロでのストレートワームだそうです。
本番の11月11日
児玉との共闘は11月11日。9時前に国民休暇村周辺で開始。気温12度、風速6メートル以上、波は白立っています。
自分なりに要約すると「本日終戦と言っていいのでは?」湖が荒れることを天気予報から予測はできていたので、釣り場への道中は期待が膨らみ過ぎないよう話すのが精一杯でした。
しかし結局は、下見の釣果で盛り上がってしまい、50アップの印象が強くなってしまいました。
朝イチから強風で波が高い
ルアーをキャストすれば風の影響が大きく、巻き物はアクションさせても枯れたウィードを引っ掛けてばかり。前回釣果のあったトップウォーターは投げるまでもなく、湖面は荒れる一方でした。
児玉には情報で得ていたストレートワームで攻めてもらいましたが、糸フケがキツくてギリギリ湖底の形状がわかる程度の手応えだったそう。
国民休暇村周辺ではボウズ
1時間弱の滞在で足元の魚影すら確認できることなく、釣り場を後にしました。下見は1カ所しかおこなっていなかったため、過去の記憶を頼りにしつつ、どんな形であれ1匹は釣ってもらわなきゃという心境で移動。
持論ですが陸っぱりガイドをするにあたって、白波が立っていないポイントさえ見つかれば何とかなると思っています。
30年ぐらい前の釣り場の話
「千夜釣行」「グランダー武蔵」というワードが刺さる人は、同世代の可能性大。大江川での釣行のときも懐かしいバス釣りの話題が尽きることはありませんでした。
2人にとって琵琶湖は、バス釣りを始めた頃から今日まで、琵琶湖でダメなら仕方がないと思えるほど魚影が濃い安心感と、近年では世界記録を釣り上げることができる夢の湖と言う認識があります。
児玉は大学のとき所属したサークルの旅行で琵琶湖に来て、城がある近くでバス1匹を釣ったという記憶があるとのこと。漁港のような雰囲気と聞けば、彦根港か長浜港しかないので、児玉の思い出の地巡りも込みで、近江八幡から北に向かいました。
長浜港
長浜エリアも秋に記事化したことはありましたが、当時の釣行よりも1カ月遅いことは懸念点でした。湖北の水温低下は否めないことに加えて前日の雨。なるべく風を避けて、波の小さいポイントを探すため、1つの候補として立ち寄ったのが幸いしました。