アキアジ（鮭）のシーズンも終わり、これからはお鍋に最高なマダラ、そして白子を求めて世界遺産知床釣行をお届けしたい。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター前島宣秀）
北海道への移住
永遠に幸せになりたければ釣りを覚えなさい。この教えを地で行く人生を求めて、仕事の釣りから遊びの釣りへと第二の人生が始まりました。自宅から10分も車で走れば鮭から釣れ、道内には数時間も走ればどこでも行ける。
車があればどこでも行ける（提供：TSURINEWSライター前島宣秀）それを知ってか、車で6時間はかかる道東の船長からのLINEには、「4日空いてるよー」の一言が届き、週末行くよーとありがたい釣友からのお誘いが絶えません。
車中泊が基本
北海道の釣り人は車中泊が基本で、週末の漁港が近い道の駅にはそんな釣り人の車でいっぱいになっている。筆者もその仲間入りで少しずつではあるが、車中泊グッズを揃えている。今後は北海道の釣りを色々と紹介していきたいと思う。
知床のホッケ五目釣りの仕掛け
知床ウトロのホッケ五目は流氷でクローズの時期を除いて通年の釣りものだ。五目の主な釣り物は、真ホッケ（ウトロでは縞ホッケはあまり釣れない）、青ソイ、ヤナギノマイ等が喜ばれるが、フグ、ガヤと言われるエゾメバル、小さなサバが邪魔をする。
今までは食材としてホッケ五目用のパケを何気なく有った市販品を購入していたが、今回、コンディションもあったと思うが、明らかな釣果に違いが有ったのでやはり値段は少々高いがスキンパケを利用したほうが無難に思える。ホッケの数では3倍近く開きがあったので参考にしてもらいたい。
第八平成丸で実釣
当日は五時半出港とLINEで連絡があり、道の駅うとろ・シリエトクで車中泊を後にして、四時半にウトロ漁港に到着した。11月初旬とはいえ、北海道の朝晩は冷える。少し早めに来たのは、準備をしたかったのもあるが、車中でお湯を沸かして熱いコーヒーを飲みたかった事もある。
第八平成丸（提供：TSURINEWSライター前島宣秀）5時過ぎに真ん中の出っ張りに第八平成丸が着き、いつもの船長に一番近いミヨシ席が本日の席座だ。漁港内は静穏だが、外海に出ると、昨日は強風から欠航であったうねりがまだ残り、港前が本日の釣り場となった。水温12.6度とこの時期には高い。
ピンクのスキンパケにホッケ好反応
「いいよ」と第8平成丸の瀬川船長のアナウンスで錘を落としたが、どうにもこうにもホッケの付きが悪く、下にしか付かない。その他にはガヤ（エゾメバル）と小サバばかり。ただ、お隣さんはホッケばかり付いている。
ピンクのスキンパケが好反応（提供：TSURINEWSライター前島宣秀）何故なんだろうか？これも釣りの楽しみ。席？潮？ハリスの長さ？誘い？等々。ただ今回はホッケ五目、仕掛けはお隣さんも市販品。釣りながらもお隣さんを観察する。今回発見したのは仕掛け、ピンクのスキンパケが自分には無い。これだ。パケが水中で揺れてエビを演出しているのだろう。
