テンカラは誰でも簡単に毛鉤が作れてすぐに釣果が出せる、初心者向けの釣りの一つです。今年も多くの渓流が禁漁期に入りました。春の解禁シーズンまで数ヶ月。皆さんこの機会にテンカラ釣りを一からマスターしてみてはいかがでしょうか。今回はテンカラの中でも最もシンプルな毛鉤の作り方を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夏野)
仕上げ&完成
綺麗に羽が巻けていたら固定を行います。羽の先端を持ちながら、羽と糸が交差するように巻きつけていきます。
最初の糸巻き同様に、ここでしっかりと テンションがかかっていないと羽が外れてしまいます。
最後に毛針全体のバランスを整えます。例えば、羽のボリュームに対して毛鉤の胴体が細いと感じたら、糸を追加で巻いて太くなるように調整します。
糸を毛鉤胴体の一番下辺りでしっかりと結び、瞬間接着剤で結び目を補強します。瞬間接着剤をつけ過ぎるとせっかくの毛鉤のボディがテカテカになってしまいますので注意して下さい。
これで完成です。
今回紹介したシンプルな毛鉤は、慣れれば初心者でも2~3分で作れます。他にも糸の色を変えたり、羽の種類を変えたりと初心者でも手軽にバリエーション製作を楽しめますので、ぜひ挑戦してみて下さい。
<夏野/TSURINEWSライター>