東京湾金沢八景の荒川屋の午前LT(ライト)アジ乗合船では、8月の旧盆すぎから中アジ、9月中旬には尺超も交じるようになってきた。そこで10月10日(火)、良型アジ釣りを楽しませてもらってきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
最大30cm頭に良型続々ヒット
船中ファーストヒットは右舷前に入っていた常連の府川さんが釣り上げた25cm級アジ。続いて、右舷トモの遠藤さんに27cm級がきた。
左舷胴の間は、「夏に釣れなかったのでリベンジに来ました」という鈴木はるかさん、一華ちゃん(小2)親子。エサ付けに暴れる青イソメに奮闘しつつ、貸竿のリールの巻数を正確に数えるのもクリアし、見事25cm級アジをゲットした。
私のファーストヒットは8時。置き竿を手に持ち、まきエサを振って誘い上げると竿先がグンと曲がり、先バリのマイクロワームに27cm級が掛かってきた。その後、赤短に2尾、ワームに4尾、計6尾をキープしたが、府川さんは26~27cm級の一荷を含め、すでに20尾に到達していた。
この時間帯が潮止まりで、私は仕掛けがミチイトにからむ手前マツリに苦戦。短い仕掛けを使用する鈴木さん親子は、青イソメエサで次々と本命を追釣し、ダブルスコアペースで差を広げられてしまう。そして干潮の潮止まり直後、一華ちゃんが船中最大の30cmを釣り上げ、降参。ちなみに、府川さんは潮止まり後の上げ潮で入れ食い状態だった。
竿頭は75尾確保
私も上げ潮が効き始めた10時ごろから手前マツリがなくなったが、フグの攻撃が激しくなり、1時間で6尾追釣が精一杯。11時に沖上りを迎えた。
船中釣果は25~30cmアジ12~75尾。クロダイ、カサゴなどが少々交じった。
船長のコメント
今日は中型アジ主体によく釣れましたが、40cm級の特大アジが釣れるような日は、ほかの魚が避けるのか、数が出ない傾向にあります。
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>